看護師が夜勤なしの職場に転職するメリットとデメリットは?

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「夜勤がつらい!看護師も夜勤なしで働きたい!」

「夜勤なしの職場への転職って実際どうなの?」



このように考えたことはありませんか?

看護師は夜勤をすることが当たり前だと思っている人も多いかもしれませんが、夜勤なしでも様々な働き方が可能です。



この記事を読むと、下記のことが分かります。

  • 看護師が夜勤をつらいと感じる理由
  • 看護師が夜勤なしで働くメリットとデメリット
  • 看護師が夜勤なしで活躍できる転職先は?


夜勤がつらいと感じている人、夜勤なしで働きたいけどどうしたらいいのか分からないという人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

看護師が夜勤をつらいと感じる理由

入院施設のある病院では、多くの看護師が交代で夜勤をしていると思います。

しかし、夜勤を負担に感じながら働いているという人も少なくないでしょう。



看護師が夜勤をつらいと感じる理由は、次の4つです。

  1. 生活リズムの乱れ
  2. 業務量の多さ
  3. 責任の重さとプレッシャー
  4. 夜勤メンバーとの人間関係


生活リズムの乱れ

シフト勤務の看護師は、日によって働く時間がバラバラです。

日勤の日と夜勤の日では、生活リズムがまったく違いますよね。

本来であれば寝ている時間帯に働き、朝に仕事を終えて帰宅、そこから数時間の仮眠をとって夕方からは自分の時間。

このような生活を続けていると、心身の不調をきたしやすくなってしまいます。

業務量の多さ

夜勤では看護師1人あたりが受け持つ患者数が多いので、検温にまわるだけでもかなりの時間を要します。

食前の血糖測定や食後の配薬、就寝前のトイレ誘導、定時のおむつ交換や体位変換など、少ない人数で多くの業務をこなさなくてはなりません。

急変した場合はその対応をしたり、緊急入院が入ることもあるでしょう。

また、夜中の0時には点滴の更新や、尿やドレーンの排液を破棄してインアウトバランスを計算するといった業務も。

消灯後も意外と忙しく、なかなか気が休まるタイミングがありません。

責任の重さとプレッシャー

科や病棟にもよりますが、夜勤では看護師2~3人で病棟全体を見なくてはならないケースもあります。

スタッフが少ないことで、「自分でどうにかしなければならない」とプレッシャーを感じてしまいますよね。

高齢者の多い病棟では、昼夜逆転やせん妄などで落ち着きのない状態の患者さんの対応に追われることもあるでしょう。

転倒転落やチューブ類の自己抜去といったトラブルが起こってしまった際には、「また何か起きたらどうしよう」と不安になり、さらに責任やプレッシャーが重くのしかかります。

夜勤メンバーとの人間関係

夜勤では看護師1人が抱える業務量が多いため、メンバー間の報告・連絡・相談が欠かせません。

しかし、相談したいことがあったり薬や点滴のダブルチェックをしたくても、「忙しそうで声をかけづらい…」と躊躇してしまった経験はないでしょうか。

特に苦手な看護師と一緒の場合はやりづらさを感じ、このような人間関係のストレスが精神的な負担となり得ます。

看護師が夜勤なしで働くデメリット

看護師が夜勤なしで働くデメリットとしては、次の3つが挙げられます。

  1. 給料が下がる
  2. 平日に休みが取りづらい
  3. スキルアップしづらい

給料が下がる

夜勤をしている看護師の給料には、夜勤手当が含まれます。

日本看護協会が実施した2020年病院看護実態調査によると、看護師の夜勤手当の平均額は下記の通りです。

三交代制:準夜勤4,154円
三交代制:深夜勤5,122円
二交代制:夜勤11,286円
夜勤手当の平均額


同調査では、二交代制の病院における月平均夜勤回数は4~5回となっています。

二交代制で月に4回夜勤をした場合の手当は、月で約4万5,000円、年間にすると約54万円です。

夜勤手当がなくなることで、給料は低くなる傾向にあると言えるでしょう。

平日に休みが取りづらい

日勤のみの勤務では、休日が固定されていることがあります。

決まった曜日に休むことができる反面、イレギュラーな休みが取りづらい場合も。

夜勤のあるシフトでは、夜勤の翌日は休みに設定されていることが多いですよね。

夜勤明けで帰宅して翌日は休み、さらにその翌日にも希望を入れることで、まとまった休みを取っていたという人もいるでしょう。

夜勤なしの働き方では、このような休みの取り方ができなくなる可能性があります。

スキルアップしづらい

夜勤は少ないスタッフで多くの患者さんを受け持つため、効率よく業務をこなすスキルが身につきます。

夜間の急変や緊急入院に対応することで、看護師としての判断力やアセスメント力も磨かれるでしょう。

日勤だけの職場は比較的ゆったりとした雰囲気のことが多く、最先端の医療に触れたい人や緊迫感のある現場で働きたい人はやりがいを感じにくいかもしれません。

看護師が夜勤なしで働くメリット

看護師が夜勤なしで働くメリットは、次の3つです。

  1. 規則正しい生活ができる
  2. 体調が整う
  3. プライベートの時間を確保しやすい

規則正しい生活ができる

夜勤なしのメリットは、やはり規則正しい生活を送れることです。

勤務時間が一定になることで、多少の残業はあったとしても終業後の予定が立てやすくなりますよね。

生活リズムが狂ってしまうことにストレスを感じている場合は、夜勤のない職場への転職を考えてみるのもひとつです。

体調が整う

そもそも人間の身体は、昼に活動して夜は眠るようにできています。

夜勤によって生活リズムが乱れると、身体的にも精神的にも不調をきたしやすくなってしまいます。

二交代制では16時間といった長時間勤務になりますが、日によっては多忙で仮眠がしっかりと取れないことも。

夜勤なしの働き方は、体調面でのメリットが大きいと言えるでしょう。

プライベートの時間を確保しやすい

夜勤があることで、家族や友人と予定が合わないという人は多いと思います。

夜勤明けで帰宅後、日中のほとんどを寝て過ごし、昼夜逆転のまま休日を迎えてしまったという経験はありませんか?

不規則な生活であるうえに休みの日も疲れを引きずっていると、趣味の時間を確保することも難しいですよね。

夜勤なしで働くことは、特に結婚している人や子どもがいる人、プライベートを大切にしたいと考えている人にはメリットとなります。

看護師が夜勤なしで活躍できる転職先は?

看護師が夜勤なしで働くには、どのような選択肢があるのでしょうか。

主な転職先として、下記が挙げられます。

  1. 病院(日勤のみ)
  2. クリニック
  3. 訪問看護
  4. 介護施設
  5. 保育園
  6. 一般企業

病院(日勤のみ)

病院で日勤のみの勤務としては、病棟・外来・手術室などがあります。

患者さんへの処置や介助などが多いので、看護スキルを維持しやすいのが特徴です。

外来や手術室は基本的に土日休みのことが多く、プライベートを重視できます。

一方、病棟では夜勤なしで働くことで「肩身が狭い」と感じる場合もあるでしょう。

クリニック

クリニックは夜勤がなく休日も固定されているので、プライベートの時間を確保したい看護師におすすめです。

しかし、昼休みが長く、結果として拘束時間も長くなる傾向にあるため、転職時にはよく検討しましょう。

看護師の人数が少ない小規模のクリニックでは、連休が取りにくいといったこともあります。

訪問看護

訪問看護は基本的に看護師1人で訪問するため、自分のペースで仕事をすることができます。

患者さんやご家族と向き合う時間が長く、寄り添ったケアがしたい看護師におすすめです。

ただし、場合によってはオンコール対応があるため、あらかじめ確認しておく必要があるでしょう。

介護施設

介護施設は急性期病院のような慌ただしさはなく、比較的ゆったりと業務に取り組めます。

介護職員とのスムーズな連携が必要となる場面も多く、多職種とのコミュニケーションが重要です。

医療行為が少なく、看護師としてのスキルアップはしにくい環境と言えます。

保育園

園児の健康管理や感染予防対策、保護者への衛生指導などを行います。

小児科の経験がある看護師、子どもが好きな看護師におすすめです。

保育士と一緒に園児のお世話をすることもありますが、看護師は主に0~1歳の乳幼児を担当することが多いでしょう。

一般企業

看護師が夜勤なしで活躍できる転職先として、一般企業も挙げられます。

具体的には企業の医務室、医薬品・医療機器メーカー、治験、医療IT、人材業などです。

近年、看護師の資格を活かして働ける企業は増えており、病院以外にも様々な選択肢があります。



夜勤がつらい、夜勤なしの職場で働きたいと考えている看護師は、一般企業も視野に入れて転職を検討してみてはいかがでしょうか。

1人で悩まず、キャリアアドバイザーによる無料相談も活用しながら、より良い働き方を見つけていってくださいね。

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この記事を書いた人

Chie Chie 看護師/ライター

大学病院や総合病院での勤務を経て、現在は一般企業で看護師の資格を活かして働いている。臨床経験は10年以上。自分自身の経験を発信するため、そして医療従事者のより良い働き方を追求するためにリジキャリのライターに挑戦中。

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