看護師のキャリアデザインとは?これを読んだら実践できます

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「看護師のキャリアデザインってそもそも何?」

「看護師のキャリアデザインってどうやったらいいんだろう。」

こんなお悩みはありませんか?

この記事を読むと下記のことがわかります。

  • 看護師のキャリアデザインとは
  • 看護師がキャリアデザインを構築するための方法

では、早速解説していきたいと思います!

目次

看護師のキャリアデザインとは

看護学生や看護師の方でキャリアデザインに悩まれている方は多いのではないでしょうか?

まず最初に、キャリアデザインの意味や目的について理解を深めてから、実践方法の解説に移りたいと思います。

キャリアデザインの意味

キャリアデザインとは、将来のなりたい自分やありたい自分を実現するために、自分の職業人生を主体的に設計し、実現していくことです。

ただし、キャリアデザインは必ずしも仕事に関連するものだけとは限りません。プライベートも含め、仕事を通じて人生全般を設計することがキャリアデザインと言えます。

病院や上司によってキャリアや働き方が決定されるのではなく、あくまでも自分自身が主体となって考え、キャリアを構築していきます。

そのため、看護師特有のキャリアデザインがあるわけではなく、業界や職種問わず働いている人全員、各々のキャリアデザインがあるということです。

キャリアプランやキャリアパスとの違い

「キャリアデザイン」と混同しがちな言葉として、「キャリアプラン」や「キャリアパス」がありますが意味は異なります。

  • キャリアプラン=キャリア形成のための具体的な行動計画。プライベートは含まない。
  • キャリアパス=企業が従業員に提示する育成の計画。従業員の主体性はさほど重要視されない。

キャリアデザインの目的

キャリアデザインの意味がわかったところで、キャリアデザインを行う目的とは何でしょうか?

主に2つの目的があります。

  1. 自己実現:プライベートや価値観なども含めて主体的に仕事を捉え直すことで、仕事に対する取り組み方を変えられる
  2. 行動の明確化:なりたい自分から逆算して、現在取り組むべきことを決めるきっかけになる

結婚や出産などライフイベントをきっかけに働き方を見直す方は多いのではないでしょうか。

看護師は病院、クリニック、訪問看護ステーション、保育園、一般企業など様々な働き方が選択できます。

様々な選択肢があるからこそ、なりたい自分やありたい自分を軸にして、どんな働き方をするのか考えることが重要です。

看護師がキャリアデザインを構築するための4つの手順

キャリアデザインの意味や目的がわかったところで、次はその手順について解説していきたいと思います。

患者さんの個別性に合った看護計画を立案する時と手順は似ているので、すぐに実践できると思います。

キャリアデザインを構築するために、必要な手順は4つあります。

  1. 自分の現状を理解する
  2. 将来の目標やなりたい自分を明確にする
  3. キャリアステップを考える
  4. 今やるべきことを決め行動に移す

では、1つずつ解説していきます。

①自分の現状を理解する

患者さんの看護計画を立てる際、患者さんに対する理解が不十分だと個別性に合った看護計画は立てられません。

そのため、まずは患者さんの疾患、病態、服薬状況などの情報を集めます。さらに患者さんに対する理解度を深めるために、既往歴や治療歴、これまでどのような生活を行ってきたかなど過去の情報も集めると思います。それらの情報を統合して、患者さんの現状を理解していますよね。

同じように、自分自身のスキルや経験、得意なこと、苦手なこと、やりがいを感じたこと、嫌だったことなど、現在や過去の色々な情報を書き出してみます。

そうすると、自分の現状を理解することができると思います。

より詳しく自分の現状を理解したい場合は、心理テストや能力テストを実施したり、周囲の人に意見を求めるたりすることで、客観的な情報が得られ有効的です。

②将来の目標やなりたい自分を明確にする

次に、将来の目標やなりたい自分を書き出していきます。

あまりパッと思い付くのは難しいかもしれませんが、3年後、5年後、10年後というように、段階的に考えるとより具体化します。

また、理想的な暮らし方や人生の送り方を想像してみると具体化できる場合があります。結婚や出産、マイホームの購入などのライフイベントもキャリアデザインに深く関係するため、検討項目に加えることが重要です。

例えば、こんなのがあります。

  • 30歳で結婚し32歳で第一子を出産する
  • 30歳でマイホームを購入する
  • 日本中を旅しながら生活する
  • 老後は海外に移住してのんびり生活する
  • 年収を維持しながら労働時間は1/3にして家族と過ごす時間を増やす

看護や医療など仕事に捉われず、どんな生活をする自分が幸せか考えてみるといいと思います。

どんなことをするのが好きか、どんな時に幸せを感じるのか、自分がなぜそう思ったのか、他に同じ感情になるタイミングはいつか、今までの経験や感情に対して深堀りをしてみてください。

そうすると、自分が本当に大切にしていることや、なりたい自分が見えてくると思います。

③キャリアステップを考える

将来の目標やなりたい自分を明確にした上で、自身の現状と照らし合わせた時に、将来の現在のギャップを知ることができます。

そのギャップを埋めるため、つまり目標を達成するために必要なキャリアステップを考えます。

なりたい自分に対して、今の自分に足りない部分は何か、今後身につけるべきスキルは何か、それを身につけるためには何をすべきかを考えます。

このようになるべく具体的に考え、言語化して自分で理解することが重要になります。

④今やるべきことを決め行動に移す

最後に、今自分がやるべきことを決めて、行動に移します。

この際、すぐに取りかかれるものと時間を要するもの、優先順位が高いもの低いものが出てきます。

まずは優先度が高く、すぐに取りかかれることを中心に考えます。そして、行動に移しやすいように具体的に言語化して自分の中に落とし込みます。自分が無理なく継続してできるような内容にします。

また、目標達成の期限や数値、評価しやすい内容にすることも重要です。

まとめ

今回は看護師のキャリアデザインの意味や手順について解説させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

看護学生の時や就職後にキャリアデザインについて十分に考える機会がなかった方は多いと思います。

ぜひ、この記事をきっかけにキャリアデザインを構築することにチャレンジしてみてください。

ただ、「キャリアデザインの意味や方法は理解できたけど、一人でやるのは不安」「キャリアデザインをやってみたけど、実際合っているのかわからない」という方もいると思います。

そんな方におすすめのサポートがあります。

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この記事を書いた人

吉澤志保のアバター 吉澤志保 看護師/ライター

看護師として新卒で病院に入職するも、別の形で医療に貢献したいと思い退職。現在は看護師の経験を活かして、一般企業で働いている。

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