看護師から治験コーディネーターへの転職後の苦労を教えて

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OL的な働き方を考えている看護師にとって、とても魅力的な治験コーディネーターの求人。

看護師歓迎の求人も多いとはいえ、看護師とは異業種となるので苦労も多いのでは不安を感じている人も多いですよね。

この記事を読むことで得られるメリットは以下の通りです。

  • 治験コーディネーターとして働くうえでの苦労を、実体験ベースで知ることができる
  • 治験コーディネーターと看護師の仕事の違いを知ることができる
  • あらかじめ治験コーディネーターとしての苦労を知ることで、転職後、実際の仕事とのギャップに悩まない
  • 自分の適性と治験コーディネーターに求められる素質がマッチするのかを確認できるので、転職に失敗しない

この記事では、治験コーディネーターへの転職を検討されている看護師の方に向けて、看護師の仕事との違いも含めながら、治験コーディネーターの仕事の苦労を説明しています。

目次

看護師は使わない治験コーディネーター独特の専門用語を覚える苦労

治験コーディネーター業界には独特の専門用語が多くみられるため、覚えるまで苦労する感じる治験コーディネーターも多くいます。

プロトコル、被験者、プラセボ、グローバル試験、スクリーニングのように、臨床の看護師としても使っていた用語や、意味が想像しやすい用語もたくさんあります。

しかし、CRO、CRC 、CRF、新GCP、IRBのような、英語の頭文字をとった略語は、覚えるまでにとても苦労します。

似たようなアルファベットの羅列が多いので、特に最初は苦労する治験コーディネーターはたくさんいます。

最初は苦労をしても、毎日の業務を行ううちにだんだん覚えられますので大丈夫。

看護学生時代、医療用語のポケット辞典を持って実習に行きませんでしたか?

わからないことをひとつずつ辞典で調べるだけでも、とても時間がかかった経験を持つ看護師も少なくないでしょう。

それでもいつのまにか、病院で飛び交う医療用語もスムーズに理解できようになりましたよね。

治験コーディネーターの専門用語も同様です。

焦らずに、ひとつずつしっかり覚えていきましょう。

事務作業やビジネスマナーの習得

治験コーディネーターは事務作業がメインです。

正直、看護師の苦手な分野とも言えるのではないでしょうか。

臨床で看護師をしていると、あまり使用しないスキルです。

治験の報告書はもちろんのこと、治験に関わるスタッフ間の情報共有のための資料、被験者向けの説明文書など、毎日膨大な文書の作成が必要となります。

臨床の看護師と比べて治験先の病院の院長、事務局長など責任者とも会う機会が多くあります。

看護師よりもビジネスマナーを求められる機会が増えます。

ビジネスマナーや文書作成については、看護師の養成施設でも臨床の看護現場でもあまり教わる機会はありません。

治験コーディネーターへの転職を検討しはじめたら、パソコンスクールなどに通ってスキルを身に着けておくと良いでしょう。

表計算ソフト、関数計算、プレゼンテーションソフトは確実に使いこなせるしておくと、転職後の苦労が減りますよ。

治験施設でスムーズな人間関係を構築するための苦労

治験コーディネーターになると、治験協力施設となるいろんな病院に出入りをすることとなります。

ひとつの治験案件が終われば、また別の病院で新しい治験と、同じ場所で同じメンバーで仕事をすることはありません。

短期間で人間関係がどんどん変わるたび、新しく人間関係を構築するのが苦労すると感じる人もいます。

その都度関わるスタッフの職種、名前、顔をしっかり覚えておくことも、治験コーディネーターにとって大切な仕事。

中には治験や治験コーディネーターに対して冷たいスタッフもいます。

治験コーディネーターは、短期間で治験先のスタッフと良い関係が築きあげるコミュニケーションスキルが求められます。

治験コーディネーターと聞くと、華々しいイメージがあるかもしれません。

しかし、人間関係を構築するために、地道な努力が必要となることを覚えておくと、転職後のギャップが少ないです。

治験コーディネーターになると看護師時代より年収が下がる

治験コーディネーターの平均年収は423.4万円となっています。(令和3年賃金構造基本統計調査による)

看護師全体の平均年収の498.6万円と比較すると、治験コーディネーターへの転職後の年収はやや下がってしまうことになります。

治験コーディネーターには夜勤がありません。

年収よりも働き方を大切にしたいという理由で、看護師から治験コーディネーターに転職される方は気にならないかもしれません。

しかし働き方もだけれど、やはり年収も大切だという考えの方は、就職先の企業をしっかり選ぶ必要があります。

実際、年収に関しては企業による差が非常に大きい業界です。

中には成果に応じてインセンティブが支給される企業もあり、大幅な年収アップも見込めます。

苦労もありますが、自分の仕事がしっかり評価されるのが治験コーディネーターの仕事。

自分の努力をしっかり報酬に反映させたいという上昇志向の方は、インセンティブ制度がある企業を目指してみるのはいかがでしょうか。

ノルマ達成に対するストレス

看護師と治験コーディネーターの大きな仕事の違いは、治験コーディネーターは営業職の側面があるという点です。

正直、看護師として働いていると、病院の売り上げやノルマなどは考えたことなどないという人が多いでしょう。

治験コーディネーターが所属する企業は一般企業となりますから、もちろん売り上げ面も意識して働く必要があります。

治験コーディネーターの仕事は、治験を成功させ、新薬の認可を受けることが最終的なゴールとなります。

新薬の認可を受け、治験を成功させることが企業の利益となります。

治験を成功させるには、治験症例数を増やして信頼性のあるデータの作成を行うことが何より重要。

そのために治験コーディネーターは「治験症例数」と呼ばれる数値目標を持って治験に取り組みます。

治験症例数とは治験に協力してくれる被験者の数のこと。

治験症例の数が少なければ、データの信頼性が薄いとして、治験薬は承認されません。

つまり治験コーディネーターが治験症例数を増やし、より多くのデータを集めることで治験は成功となります。

そのために治験コーディネーターは、所属企業から「治験症例数を増やすように」と指導されるのです。

看護師からの治験コーディネーターへの転職になると、治験症例数を増やすという点がノルマと感じ、苦労に思うこともあるようです。

ひとことで治験症例数を増やすとは言っても、条件にあった患者さんの中から被験者を探すのもひと苦労です。

またすべての患者さんが治験を引き受けてくれるとも限りません。

治験には副作用が伴う可能性が大きいため、拒否されることも少なくありません。

治験コーディネーターには副作用のデメリットを説明しつつも、治験を受けることのメリットを患者さんに上手に説明し、説得するスキルが求められます。

治験施設への移動や出張が多い

治験コーディネーターは企業に所属しながら、治験先の病院へと出向くことが多いため、体力が必要です。

スケジュールが重なると、午前はA施設、午後はB施設のように、施設のはしごをすることもあります。

また必ずしも治験施設が所属企業の近くにあるとは限りません。

中には移動だけで数時間かかる場合もあります。

移動や出張の多さに耐えられる体力とメンタルが必要です。

看護師も体力勝負の仕事です。

ですが病棟業務の疲労と移動の多さによる疲労はまた別物。

移動が大好きで、苦労と感じない看護師には向いていますね。

お願いのために頭を下げる仕事が多い

治験コーディネーターは外部の人間で、お願いして治験に協力をしてもらっている立場です。

そのため、お願いのために頭を下げる機会もとても多い仕事。

正直な話、看護師は病院で働いていると、「やや上からの立場」で接することも多いと思います。

院内では看護師として立場が認められ、存在を疎ましがられることは、まずないでしょう。

しかし治験コーディネーターは外部の人間で、院内のスタッフからすれば、面倒な仕事を持ってくる人いう対応のスタッフもいます。

必ずしも好意的な人ばかりでない点を、治験コーディネーターの苦労だと感じる人もいます。

治験コーディネーターになると、治験の被験者や医師をはじめとする病院のスタッフは「お客様」となります。

治験コーディネーターは、自分と治験先病院の立ち位置を理解したうえでの立ち振る舞いも求められます。

看護師から治験コーディネーターに転職するならリジキャリで

治験コーディネーターは看護師の仕事とは違う点も多く、最初は苦労することも多いかもしれません。

治験コーディネーターと看護師の仕事との違いをあらかじめ理解しておくことで、転職後のギャップが少なくなるでしょう。

治験コーディネーターへの仕事が気になる方はぜひ、リジキャリで転職にチャレンジしてみてください。

医療従事者の一般企業への転職に特化しているリジキャリですので、看護師から治験コーディネーターへの転職の不安も理解したうえでの、充実のサポート体制です。

リジキャリでは、看護師から未経験での治験コーディネーターへの転職成功実績もあります。

専任のアドバイザーが、希望や適性にあった形での治験コーディネーターへの転職をサポートしています。

治験コーディネーターへの転職をご検討されているなら、ぜひリジキャリをご利用くださいね。

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この記事を書いた人

川口晴美 川口晴美 助産師/ライター

1カ月の半分を開業助産師、半分はライターとして仕事をする助産師Wワーカー。
自身も病院で働くビジョンが見えないまま、病棟勤務をしていた経験あり。
リジキャリライターとして、病院以外の企業で働きたい、Wワーク・副業をしたい医療従事者の背中を押したいと考えている。

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