
「新人看護師を半年で辞めたい。本当に辞めるべきなのかな。」
「もし半年で辞めたら、次どうしたら良い?」
「半年で辞めたい気持ちはあるけど、臨床経験のことを考えてもう少し長く続けたい。そのためには何をすれば良いだろう?」
このような悩みがありませんか?
私は看護師として1年働いてきました。
しかし、働く中で業務内容や不規則な生活が辛くて、長期的に考えて働ける気がしないと思うようになり、2年目で看護師を辞めて転職をしました。
そんな立場からこの記事を書きました。
この記事を読むと下記のことがわかります。
- 半年で辞めたい新人看護師が本当に辞めるべき状況
- 半年で辞めたい新人看護師が長く続ける方法
- 半年で辞めたい新人看護師がするべきこと
- 体験談:半年で辞めたいと思っていた新人看護師時代
では、早速解説していきたいと思います!
半年で辞めたい新人看護師が本当に辞めるべき状況

半年で辞めたい新人看護師は、まず本当に辞めるべきなのか迷いますよね。
よく「3年は続けたほうが良い」という言葉も耳にしますし、判断が難しいと思います。
そのためここでは、本当に辞めるべき状況をお伝えしようと思います。
体調不良
精神面や身体面で不調があり、日常生活にも影響があるならば辞めるべきだと思います。
私自身、新人看護師の時半年で辞めたい気持ちがありました。
短期間でしたが、ご飯が思うように食べられなかったり、疲れてるのに動悸や不安で眠れないことがありました。
本当の限界を感じたため、上司に相談しました。
体調不良になった原因を踏まえて働きやすい環境に調整していただいたので、すぐに体調は回復しました。
このように、体調不良の原因を取り除けるように環境調整を相談するのは一つかもしれません。
しかし、日常生活に支障が生じるような体調不良ならば、医療機関の受診またはすぐに上司に報告し、休養を取った方が良いと思います。
学べる環境でない
新人看護師は学ぶべきことがたくさんありますよね。
そのため、学べる環境でないのであれば辞めるべきだと思います。
具体的には、聞いても無視され教えてくれない、技術の実践をさせてもらえないなどです。
参考書で学べることももちろんありますが、それで理解しきれなかった部分や臨床でより重要な知識は、先輩看護師から学ぶのが1番だと思います。
また、担当患者を受け持ち看護を提供するのであれば、様々な技術が必要になります。技術に関しても、文章で手順を理解するだけでなく、実際に正しく安全に行えることが重要です。
そのため、技術を実践できる場が極端に少ないのであれば、違う環境で学ぶべきかもしれません。
このように、学べる環境でないと判断できるのであれば辞めるべきだと思います。
半年で辞めたい新人看護師が長く続ける方法

新人看護師の中でも辞めたいけど、半年よりは長く続けたいと思っている方も多いと思います。
少しでも長く続けるには「毎日」を乗り切ることが重要ですよね。
ここでは、そのための方法を2つ紹介しようと思います。
今の環境における明確な目標を具体的に立てる
辛い気持ちや辞めたい気持ちがあっても、目標達成したいという思いの方が大きければ、頑張ることができると思います。
そのため、「いつまでに、何を、どうするというように」明確な目標を具体的に立てることが重要です。
例えば
- 1年目終了までに技術を○個習得する
- ○年目でプリセプターの経験を積む
- ○年目までにリーダー業務を独り立ちする
などです。
このように明確な目標を具体的に立て、モチベーションにつなげることで、「毎日」を乗り切ることができます。
次のキャリアを考えておく
私自身、辞めたいと考えた時に次のキャリアについて考えました。
具体的には、本当に限界が来た時に備えて、次の転職先の候補をリストアップしていました。
そして、いつでも転職できる準備、つまり、いつでも辞められる準備を行いました。
「少しでも長く働かなくてはいけない、3年は働かなくてはいけない」という考えを捨て、出勤したその日をまずは乗り越えることを目標にしました。
そうすると、心の余裕ができました。
また、転職するには現職での実績が必要だと感じ、以前よりも勉強や実技の習得に力を入れて頑張ることができました。
このように、次のキャリアを考えて心の余裕を作ることで、「毎日」を乗り切ることができます。
半年で辞めたい新人看護師がするべきこと

半年で新人看護師を辞めると決断した場合、転職活動をする必要があります。
具体的には、以下の2つを行います。
- 転職活動の準備:転職先候補のリストアップや応募書類の作成等
- 実際の選考:応募→書類選考通過→面接通過→内定
退職後に転職活動の準備を始めるのだと、少し遅いかもしれません。
また、退職後に早く次の所決めなくてはと焦って決めるのも良くないので、在職中に転職活動をして内定をもらった状態で退職することをお勧めします。
ただ、在職中であると忙しいですし、シフト制で面接の日程組みにくく転職活動が難しい場合は、退職後に応募する方が良いです。
そのため、退職前に「転職活動の準備」はやっておくべきです。
可能であれば、「実際の選考」を進め、次の転職先を決めてから退職する方が良いと思います。
体験談:半年で辞めたいと思っていた新人看護師時代

私は、看護師1年目で退職することを検討し始めて、2年目で転職しました。
ちなみに転職先は病院やクリニックなど臨床現場ではなく、一般企業です。
転職を考えたきっかけは、業務内容や不規則な生活が体力的に辛く、10年後、20年後も働ける気がしないと思ったことです。
1年目の冬から転職に関する情報収集を始めました。看護師資格を活かせる転職先として訪問看護やクリニック、保育園、美容関連があることを知りました。
また、私は大学時代から一般企業に興味があったので、看護師はどのような一般企業に転職できるのかについても調べました。調べていく中で、一般企業で働きたいと思うようになりました。
看護師から一般企業への転職サポートを行っているエージェントを利用し、一般企業への内定をもらうことができました。
このように看護師でも一般企業で働くという選択肢があります。
色々なキャリアの道があるので、私の体験談を参考にしていただけると幸いです。
まとめ
今回、半年で辞めたい新人看護師がするべきことについて、解説させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、辞めることを決意した方も、もう少し長く続けてみようと思った方もいると思います。
どちらの選択をするにしても、今後のキャリアについて不安な方がいるのではないでしょうか。
また、私の体験談を読んで一般企業に興味を持った方もいると思います。
「今後のキャリアについて不安がある方」「看護師1年目で転職活動をするのが不安な方」はもちろんですが、特に「看護師から一般企業に転職したい方」に、おすすめのサポートがあります。