看護師に限らず、どの職種でも早期退職は、マイナスイメージに捉えられやすいものです。
しかし、看護師の場合即着退職理由によっては再就職で有利になれるのです。
ここでは、看護師が再就職をするときでも有利になれる早期退職理由のトップ3をご紹介します。
ここに挙がっている理由で早期退職をされた方はマイナスイメージを持たれることは少ないです！
ぜひ自信を持って再就職を検討してみましょう。
看護師が再就職で有利になれる早期退職理由①結婚
看護師が再就職でも有利になれて、マイナスに捉えられない早期退職理由の1つが結婚です。
結婚をしても働き続けている人たちはたくさんいます。
しかし、女性が多い職場でもあるため、夫との生活に寄り添っていくという理由は意外と好感が持たれるようです。
また、相手があってのことというのもあり、周囲が早期退職を引きとめにくく、早期退職をしたい人にとっても早期退職をしやすい理由になるのです。
夫との新生活に合わせての転居は早期退職でも有利に！
結婚だけでなくさらに、早期退職の理由として受け入れられやすいのが、夫との新生活に合わせた転居です。
例えば夫が転勤族で結婚と同時に引っ越しをしなければならない、夫の職場の近くに引っ越すため通えないという理由は、働き続けたかったけど働き続けられない……という自分の意思に反した退職理由にも捉えられます。
そのため、再就職先でも夫との生活に合わせたことが評価につながり、再就職のときでも早期退職理由としては、ひじょうに有利になるのです。
ただし、転勤族であった場合にはまたすぐに退職されてしまうのでは？と再就職先から採用を懸念されやすいので、次の転勤の状況についても詳しく話しておけば、再就職にも問題ありません。
看護師が再就職で有利になれる早期退職理由②出産
看護師が再就職で有利になれる早期退職理由の2つ目が出産です。
出産も結婚と同じく、そのまま働き続けるという方ももちろんいます。
しかし、院内保育が無いうえに保育園に入れなかったという方や、自分の体調や仕事と家庭の両立が困難であるという方もいます。
このことから、出産が早期退職理由の場合も、引き留められずにスムーズに辞められるうえに、再就職もしやすいのです。
早期退職理由が出産の場合は再就職がかなりしやすい！
出産も結婚と同様に自分が働き続けたかったとしても難しい、すなわち自分の思いに反した早期退職理由となるので、再就職はしやすいです。
さらに、出産の場合は再就職時には子どもの預け先などもある程度決まった状態で再就職を検討するので、受け入れられやすい傾向にあります。
女性が多い職場のため、出産が早期退職理由として理解もしてもらいやすく、その後のサポートや教育なども熱心に行ってもらえる傾向にあります。
看護師が再就職で有利になれる早期退職理由③スキルアップのため
結婚や出産と違って自分の意思で退職するスキルアップですが、こちらもプラスのイメージに捉えてもらえる傾向にあります。
例えば学校に入って学び直す、ほかの資格を取りに行くという場合は、早期退職理由としては有効であり、なおかつ好印象で送り出してもらえるのです。
スキルアップのための早期退職は転職もしやすい！
結婚や出産など女性特有のライフステージ関係なく早期退職をするとマイナスイメージに捉えられることが多いのですが、スキルアップが早期退職理由の場合は、勉強熱心と捉えてもらえるので、転職もしやすくなるのが特徴です。
スキルアップが看護師の資格であろうと、看護師に関係のない資格であろうと学びのための早期退職は意外と評価されます。
転職時、履歴書を見ただけでは面接でいろいろと聞かれるかもしれませんが、スキルアップが早期退職理由であるということを堂々と伝えれば、希望の職場への転職へ結びつくかもしれません。
看護師が早期退職理由にすると再就職が困難になるものもある
早期退職理由として、使ってしまうと自分の評価を下げてしまうものもあります。
ここでは、看護師が早期退職理由として使わない方がよいものとその理由、さらに使わないようにするにはどうすればいいのかをご紹介します。
『職場』が早期退職理由だと再就職は困難
早期退職理由が職場の場合、再就職がかなり難しくなります。
退職理由としてよく挙がってくる職場の人間関係や労働環境。
退職理由として悪いものではありません。
しかし、早期退職理由として使ってしまうと、「自分の職場でも同じ理由で早期退職されるかもしれない」と再就職先がなかなか転職を受け入れてくれにくくなってしまいます。
そのため、職場が早期退職の理由であると正直に次の職場に伝えるのは控えておくのがおすすめです。
看護師として再就職をしたいなら早期退職理由は上手に伝えよう
看護師としての再就職を検討しているならば、早期退職理由の伝え方を工夫するのが最大のポイントです。
人間関係や労働環境が理由で早期退職をした場合、再就職に不利になるなら言わないでおこうと思うかもしれません。
しかし、秘密にしたままあるいはうそをつくといつかばれて信用を失ってしまいます。
そこで大切なのが、今後どうしていくかを伝えることです。
例えば、前職は人間関係が理由で早期退職をしてしまったが、その経験を活かして、次はこうしていきたいといった次のビジョンを明確に伝えると、再就職へと難なくつなげられます。
早期退職をして転職を検討するならば必ず早期退職理由は聞かれるのでどのように回答するかをあらかじめ考えておきましょう。
看護師の早期退職理由は決してマイナスではない！
早期退職=マイナスに捉えられてしまうかもと悩むかもしれませんが、看護師の早期退職理由はすべてがマイナスになることはありません。
早期退職理由によってはプラスに捉えてもらえることもあるので、早期退職をしていてもぜひ自信を持って、再就職に挑戦してみましょう。
もしも、退職理由が人間関係や労働環境など早期退職理由としてマイナスに捉えられかねなかったとしても次に生かせるのであれば問題ありません。
早期退職理由を前向きにとらえて、再就職や転職を検討してみてはいかがでしょうか。
