
最近では看護師でも企業で働くことを検討している人が増えています。
- 病棟の看護業務に疲れてきた
- 夜勤なし・土日祝日休みで働きたい
- 病院以外で働く道を探してみたい
- 来春卒業予定だけど、病院で働く姿がイメージできない
そんな思いから、看護師が企業で働くことに興味を持っている人もいますよね。
とはいえ、看護師は病院で働くものという一般的な価値観の中で、看護師が企業で働くことに疑問や不安も大きい人も多いはず。
この記事では看護師で企業で働く際に感じる疑問や不安について答えています。
看護師が企業で働くのは大卒でないと難しい?

看護師が企業で働くためには、必ずしも大卒でなければいけないということはありません。
世の中の多くの求人は大卒でなくても応募可能です。
しかし大企業や、中小企業でも一部の職種では大卒以上の学歴が必要な場合があります。
もし働きたい企業が大卒以上の学歴が必要ならば、大学編入や放送大学で学位を取得するという手段もありますよ。
看護師が企業で働くのはもったいないことなの?
看護師が企業で働くことを検討していると周囲に話したとき、必ず言われるのが「せっかく看護師なのにもったいない!」という言葉だと思います。
もしかしたら自分でも「もったいない」と感じてしまうこともあるかもしれません。
中には看護師の資格を生かして働ける職種もあります。
もったいないなと感じる場合には、看護師の資格を活かして企業で働くのも良いでしょう。
看護師が企業で働くのはもったいないのかどうか、それは人によっては感じ方は違います。
ただ一つ言えるのは、企業の面接の際に「看護師の資格があるのに、どうして企業で働くのですか?」と聞かれることは多いはず。
看護師の資格を持つ自分が企業で働くことの目的をはっきりさせておくことは大切です。
目的さえはっきりしていれば、少なくとも自分自身は「看護師なのに企業で働くのはもったいない」とは思わないはずですよ。
企業で働く看護師の職種は何がある?

企業で働く看護師には、どのような職種があるのでしょう。
産業看護師(企業の医務室)
看護師が企業で働く職種として代表的なものは、企業の医務室で働く産業看護師です。
就業中のけがや体調不良に対応したり、産業医と連携を取って職員の健康管理を行います。
最近では特に、メンタルヘルスの管理が重要視されています。
企業看護師を目指すなら、メンタルヘルス関連の資格を取得しておくと有利です。
臨床開発モニター
看護師が企業で働く職種には、製薬会社に勤務して新薬の治験に携わる臨床開発モニターがあります。
治験に関わる医師や患者と製薬会社の橋渡し役となり、治験がスムーズに進むようにサポートをする業務です。
治験中の患者さんとも関わるので、病院勤務や看護実習で培ったスキルを活かすことができる職種です。
看護職専門の転職キャリアアドバイザー
看護師が企業で働く職種には、転職キャリアアドバイザーがあります。
最近では看護職専門の転職サイトも増えてきています。
そのサイトで看護師の転職がスムーズに進むようにサポートする業務がキャリアアドバイザーです。
看護職専門の転職サイトを利用する人の中には、今のあなたとと同じように看護師だけど企業で働くことに興味を持っていたり、病棟勤務に疲れている人も多いはず。
転職経験を生かすことができる職種です。
医療支援ソフト、医療機器開発ベンチャー企業
看護師が企業で働く職種には、医療支援のITソフトや医療機器を開発しているベンチャー企業もあります。
病院で働いたり実習をする中で、「こういう製品があれば患者さんは生活しやすいのに」「こういう仕組みがあれば病棟業務はもっと楽になるのに」と感じたことはありませんか?
そんな思いを生かして働けるのが開発系ベンチャー企業です。
現場を知る看護師ならではの開発目線は、ベンチャー企業からも病棟からも求められています。
医療とは関係のない一般の企業で働く
看護師だからといって、必ずしも看護師の資格を生かして企業で働く必要はありません。
医療・看護師とまったく関係ない企業で働くのも良いでしょう。
向いていない、やりたくない看護師の仕事に縛られる必要はありません。
もしやりたい職種があるのならば、思い切って転職してみましょう。
看護師が企業で働くと医療スキルが劣る?
看護師が企業で働くことを検討した際、医療スキルが低下してしまうという不安もありますよね。
企業で働くことを経験したあと、看護師として病院に再就職する際には、看護協会の再就職支援セミナーへ参加するのもおすすめです。
最新の医療機器の使い方学んだり、基礎看護技術の復習が可能です。
体に染みついているスキルは意外と覚えているもの。
最初はしっくりこなくても、働くうちに思い出してくるものなので心配いりませんよ。
看護師が企業で働くために必要なスキルは?

看護師が企業で働くためには、ビジネスマナーやパソコンスキルは必須。
病院で看護師として働くと、身につきにくい分野ですよね。
今できないからといって、企業で働くことを諦めなくても大丈夫。
求人票を見ていると、求められるパソコンスキルについての記載がありますよね。
それを見て、自分に足りないスキルがあると感じたらセミナーに通ってパソコンスキルを身につけましょう。
就活支援セミナーなどでビジネスマナーを覚えておくと安心ですよ。
ベンチャー企業で働く際には、多様な価値観を受け入れる柔軟性と強い自主性が求められます。
ベンチャー企業就職セミナーなどに参加して、自分がベンチャー企業で働くことが向いているのかを確認しておくと、就職後のミスマッチを防げます。
企業で働く看護師の求人はどこで探すの?
企業で働く看護師の求人は転職サイトや転職エージェントを利用すると良いでしょう。
働きたい企業や職種が明確ならば、その企業のHPから求人情報を探しましょう。
なかなか企業で働く看護師の求人が見つけられない場合には、転職エージェントの利用がおすすめ。
転職エージェントでは表には出てこない求人も多数所有しています。
リジキャリは、医療者の一般企業への転職に特化した転職エージェント。
キャリアアドバイザーはみんな医療従事者です。
一人では探せない看護師の企業で働く求人や、難しい転職もサポートしてくれます。
看護師が企業で働くことを考え始めたら、リジキャリの利用をおすすめします!
看護師も企業でイキイキ働こう
社会の価値観も、医療系学校でも、看護師は病院で働くことが当たり前という価値観の中で、看護師が企業で働くことは難しいと感じてしまう人もいるのでは?
でも看護師が企業で働くことはさほど難しいことではありません。
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リジキャリの転職アドバイザーはすべて医療従事者。
看護師が企業で働く際の不安や疑問を聞き、寄り添いながら、一般企業への転職成功へとサポートしていきます。
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