「自分は看護師に向いていないのではないか…」
「看護師に向いていないから辞めたほうがいいかもしれない」
このような悩みを抱えていませんか?
この記事を読むと、下記のことが分かります。
- 看護師に向いている人の特徴
- 看護師に向いていない人の特徴
- 看護師が向いていないと思う人へのアドバイス
看護師に向いている人の特徴
そもそも看護師という仕事は、どのような人に向いているのでしょうか。
看護師に向いていると言われる性格や特徴として、下記の4つが挙げられます。
- 責任感が強い
- 体力に自信がある
- コミュニケーション能力が高い
- 適切な判断をして行動できる
それぞれの内容についてもう少し詳しく見ていきましょう。
責任感が強い
看護師は人の生死に直面する仕事であり、大きな責任が伴います。
一つのミスから取り返しのつかない事態になってしまうこともあるでしょう。
そのため、常に責任感を持って自分の仕事をきちんとやり遂げる必要があります。
体力に自信がある
患者さんのケアや移動の介助、検査の誘導など勤務中は動き回ることが多く、看護師の仕事は体力勝負です。
特に夜勤は拘束時間が長く、生活も不規則となります。
そのため、身体的にタフであることは必要不可欠と言えます。
コミュニケーション能力が高い
看護師は人と関わる仕事です。
患者さんはもちろん、患者さんの家族とやりとりをすることも多くあります。
また、日常的に医師やコメディカルと連携して業務を行う必要があり、様々な場面でコミュニケーションが求められます。
適切な判断をして行動できる
看護師の仕事は、適切な判断力や行動力が求められます。
急変時など慌ててしまうような状況でも、冷静に判断し、素早く対応しなければなりません。
一日に複数の患者さんを受け持つことからも、優先順位を考えて行動していく必要があります。
看護師に向いていない人の特徴
次に、看護師に向いていないのはどのような人なのか見ていきましょう。
- プレッシャーやストレスに弱い
- 気持ちの切り替えができない
- コミュニケーションを取るのが苦手
- 汚物や排泄物などに抵抗がある
この4つについて、さらに詳しく解説します。
プレッシャーやストレスに弱い
看護師は患者さんの命を預かる仕事です。
術後の患者さんを受け持ったり、緊急入院の対応をすることもあります。
ミスの許されない状況で働くプレッシャーやストレスが、看護師に向いていないと感じる要因となります。
気持ちの切り替えができない
仕事のミスを引きずっていつまでも気持ちが切り替えられないと、「また失敗するかもしれない」とさらに不安になってしまうでしょう。
すると、集中力が低下して新たなミスを引き起こすことも。
コミュニケーションを取るのが苦手
看護師は患者さんやその家族、医師やコメディカルなど、様々な相手と関わる必要があります。
連携するうえで円滑なやりとりを求められることも多く、コミュニケーションを取ることが苦手だと感じる人は苦労する場面が多いでしょう。
汚物や排泄物などに抵抗がある
看護師の仕事は、排泄物や吐物、ドレーンの排液などに触れる機会が多くあります。
これらは看護師として経験を積んでいくことで慣れていく場合が多いですが、何年か働いても抵抗感があるという人は、看護師に向いていないと感じてしまうかもしれません。
看護師が向いていないと思う人へのアドバイス
看護師に向いている人、向いていない人の特徴について解説しましたが、これらは一般的に言われていることで、必ずしもこのような性格や特徴の人が看護師に向いていないというわけではありません。
考え方を少し変えるだけで、仕事に対する思いが変わることもあるでしょう。
ここでは、看護師に向いていないと感じたときの対処法について説明します。
具体的には、下記の2つの方法です。
- 他の部署へ異動する
- 転職をする
他の部署へ異動する
急性期で重症の患者さんが多い病棟などでは、緊迫した場面も多くあります。
責任感やプレッシャーから看護師に向いていないと感じる場合には、慢性期の患者さんが多い病棟への異動などを検討してもいいでしょう。
部署が変わるだけでも、業務内容や取り巻く環境は大きく変わります。
転職をする
近年では、看護師は病院や施設のみならず、フリーランスや一般企業など様々な場所で活躍しています。
看護師に向いていない、看護師を辞めたいと悩んでいても、自分に合った場所が見つかるかもしれません。
少し視野を広げてみると、自分自身の性格や特徴、そしてこれまで経験してきたことを活かすことのできる職場に出会えることもあるでしょう。
看護師だからといって、必ずしも病院で勤務しなくてはいけないということはありません。
中には、看護師の知識や経験を求めている一般企業もあります。
転職を検討している人は、ぜひ一般企業も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
一歩踏み出せないという人は、キャリアアドバイザーによる無料相談を活用してみることをおすすめします。