「作業療法士として働いてるけど、全然稼げない…」
「稼げる方法を知って収入をアップさせたい!」
このような悩みを抱えている作業療法士の方が解決出来る記事です!
この記事を読むと、以下のような点を知ることが出来ます!
●作業療法士は本当に稼げないのか
●作業療法士が稼げるようになる方法
●作業療法士が稼ぐ際の注意点
作業療法士は本当に稼げないのか、稼ぐ方法はあるのか、稼ぐ際の注意点を知りたい方は是非最後まで読んでみてください。
作業療法士の実態を知ることで、早めに収入アップ出来る対策を打てるようになりますよ!
作業療法士は稼げないって本当なの?
作業療法士は稼げないと言われがちですが、本当に稼げない職業なのでしょうか。
気になる作業療法士の実態をお伝えします。
作業療法士は年収が低い
作業療法士が稼げないと言われるのは、年収の低さが原因です。
作業療法士の年収は約400万円と言われています。
この年収はサラリーマンの平均年収と比較すると、約60万円ほど安いです。
月収に換算すると、サラリーマンより月で約5万円ほど月収が低いことが分かります。
ボーナスや昇給が期待できない
作業療法士は年収が低いだけでなく、ボーナスや昇給が期待できないため、稼げないと言われています。
ボーナスは年2回で約40万円ほどで、サラリーマンの平均ボーナスと比較すると、約20万円ほど低いです。
昇給も年に数百円~数千円程度しか上がらないことが多く、昇給も期待できない現状にあります。
残業代が出ないことが多い
作業療法士が稼げないと言われる要因は、残業代が出ないことが多いことにもあります。
作業療法士は月末の書類整理や担当者会議などで、残業することが多いです。
しかし、残業代をきちんと支払ってくれる職場が少ないため、残業代がもらえずに収入アップにつながらない現状もあります。
夜勤が無い
作業療法士が稼げないと言われるのは、看護師や介護士のように夜勤が無いことも理由の一つに挙げられます。
看護師や介護士のように24時間患者や入所者を相手に仕事をしているわけではないため、日勤のみで夜勤がありません。
看護師の給料が高いと言われる要因はこの夜勤手当が大きいからであり、それが無い作業療法士は稼げないという事です。
資格手当があまり付かない
作業療法士は稼げないと言われる要因は資格手当があまり付かないことも挙げられます。
作業療法士は国家資格を突破して初めて仕事に就けるにもかかわらず、資格手当が思ったより支払われていない現状にあります。
専門学校や大学などの養成校でかかった学費や国家試験を突破した苦労を考えると、割に合いません。
作業療法士はどうすれば稼げるようになる?
作業療法士が稼げないという現状を知ったところで、次はどうすれば稼げるようになるのかご紹介していきます。
待遇の良い職場に転職する
まず作業療法士として稼げるようになるには、待遇の良い職場に転職することです。
病院や施設の求人情報を比較して、なるべく月収が高くて、福利厚生が厚く、ボーナスや昇給が期待できる職場を洗濯して就職すると、収入アップにつながります。
ただし、待遇の良い職場に転職するのは競争率が高いため、転職市場で自身の人材価値を高める必要があります。
資格を習得する
作業療法士として稼ぐには、資格を習得するのも一つの手です。
認定作業療法士や専門作業療法士といった作業療法士に特化した資格や、住環境コーディネーターやケアマネージャーなどの作業療法士と併用して使える資格がおすすめです。
作業療法士としての価値を高めることで、待遇の良い職場への転職を成功させる確率を上げたり、年収アップにつなげることが出来ます。
管理職に就く
作業療法士としての経験年数を積んでいるのであれば、管理職に就くのもおすすめです。
管理職に就くと、管理職手当が付くようになるため、収入アップにつながります。
現在の職場で管理職を募集しているか確認することや、求人情報を見て管理職を募集していないか確認して転職すると、管理職に就きやすいです。
副業・アルバイトをする
作業療法士の仕事自体で稼げないのであれば、副業やアルバイトをするという手もあります。
近年、副業やアルバイトを掛け持ちでOKしている職場も増えてきているため、副業やアルバイトをすることで、収入アップにつながります。
作業療法士の資格を活かした医療ライターや、自身のスキルや趣味を生かした副業など、様々な選択肢があります。
一般企業に転職する
今の職場で作業療法士として稼げないのであれば、一般企業に転職することをおすすめします。
近年、作業療法士の資格を必要とする企業が増えてきており、作業療法士の資格を活かして社員として事業に関われるチャンスも多くなってきています。
転職活動の際に、求人情報に一般企業で作業療法士を応募していないか確認してみると、高待遇の求人が見つかる可能性もあります。
異業種に転職する
作業療法士は稼げないと見切りをつけて、異業種に転職するのもアリです。
医療職は収入アップに限界があることが多いため、収入アップしやすい業界に転職することも検討すべきです。
趣味や特技で稼げるレベルのスキルがあれば、異業種でも転職に成功しやすいです。
作業療法士が稼ぐ際の注意点はある?
作業療法士が稼げないことと、稼げる方法を知ったところで、最後に作業療法士が稼ぐ際の注意点をお伝えします。
転職や資格取得には時間がかかる
待遇の良い職場に転職したり、一般企業に転職する、異業種に転職する、資格を習得することは稼げるようにはなりますが、時間がかかります。
転職活動は成功率を上げるために入念な下準備が必要ですし、今の職場を辞めてすぐに次の職場に転職できるわけではありません。
資格を習得する際も、資格取得に必要な勉強をする必要があり、試験を合格するにはある程度の勉強時間を設ける必要があるため、時間がかかります。
副業やアルバイトをするには職場の許可が必要
副業やアルバイトをする際には、事前に働いている職場に許可を取る必要があります。
許可を取らずに黙って副業やアルバイトをしていると、確定申告の際に住民税の徴収の仕方に気を付けないと、給料から住民税が天引きされて、職場に副業やアルバイトをしていることがバレてしまいます。
副業に寛容になっては来ていますが、いまだに副業を禁止している職場もあるため、事前に上司や職場に副業やアルバイトをする旨を伝えて、許可を取った上で副業やアルバイトを始めましょう。
収入アップするには体力と精神力が必要
作業療法士としての給料が安い以上は何か努力をしなければ、現状を打破することは出来ません。
そのため、転職活動をしたり、資格取得のために勉強したり、副業やアルバイトをするにも、今まで以上の体力と精神力が必要になってきます。
収入アップを考えている場合は自分の心身の状態と相談して、続けられそうか考えた上で始めていきましょう。
作業療法士が稼げない状況は努力次第で打破できる
作業療法士が稼げないのは、年収が低いことやボーナスや昇給が期待できないこと、残業代が出ないことが多いなど、様々な原因があります。
しかし、転職したり、資格を取得したり、副業やアルバイトをすることで、キャリアアップやスキルアップをして、収入アップに成功させることも出来ます。
自身がどれくらい収入アップに向けて努力するかで、作業療法士が稼げない現状を打破することが出来ますよ。