作業療法士は将来性ないって本当?実態を調査します!

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「作業療法士は将来性ないって言われているけど本当なの?」

「将来性がなかったらどのように対処していいか分からない…」

このような悩みを抱えている作業療法士の方が解決出来る記事です!

この記事を読むと、以下のような点を知ることが出来ます!

●作業療法士は本当に将来性がないのか
●将来性がない場合の対処法


作業療法士は本当に将来性がないのか、将来性がない場合はどのように対処したらいいのかを知りたい方は是非最後まで読んでみてください。

作業療法士の将来性を知ることで、今後作業療法士として働いていく際に対処することが出来ますよ!

目次

作業療法士は本当に将来性ないの?

近年、作業療法士が将来性ないと言われることも増えましたが、実際に作業療法士は本当に将来性はないのか気になるところですよね。

今回は作業療法士は本当に将来性がないのかご紹介します。

作業療法士の数は年々増えている

作業療法士が将来性ないと言われている原因は作業療法士の数が年々増えていることが原因の一つです。

日本作業療法士協会のHPによると、2019年の作業療法士の数は10年前の1999年と比べると、約2倍増えています。男女別にみても、男女ともに10年前の2倍以上増えているのが分かります。

作業療法士の数が増えた原因として、作業療法士養成校が増えたことが挙げられており、作業療法士を育成する教育の場が増えたことが作業療法士の数が年々増えているという状況です。

高齢化は今後も促進する

今後の社会の高齢化はますます深刻になり、2025年には超高齢化社会と呼ばれる、総人口の約3人に1人が65歳以上の高齢者になると言われています。

高齢者が増えると必然的に病気にかかるリスクも上がり、リハビリを必要とする脳卒中や心臓病、整形疾患を抱える人も同時に増加します。

リハビリを必要とする人が増えるということは、作業療法士が活躍出来る場面が増えるということであり、今後作業療法士の仕事が減ることは考えにくく、むしろ作業療法士が貴重な人材として扱われる可能性も十分にあります。

医療・福祉関係は不況のあおりを受けにくい

新型コロナウイルスの蔓延や円安などの不況により、業績が悪化して倒産する企業が増えてきています。

しかし、医療・福祉関係は不況のあおりを受けにくい業種であり、不況であろうと関係なく常に必要とされるジャンルでもあります。

病院や福祉施設が倒産やつぶれたという話はほとんど聞かないのが不況のあおりを受けにくいと言われる根拠であり、医療・福祉関係は不況に関係なく安泰した待遇で働けるのがメリットです。

海外では作業療法士は貴重な存在である

日本では年々増えている作業療法士ですが、日本作業療法士協会のHPを見ると、アメリカは日本よりも作業療法士の数が多いですが、ドイツ・イギリス・フランスなどの欧州では日本よりも作業療法士の数が少ないのが分かります。

海外での作業療法士の扱いは日本よりも高待遇で扱われることが多く、社会的地位も日本より高いです。

海外では作業療法士は貴重な存在であり、需要がある職業であるため、今後作業療法士が海外で働くという選択肢も考えていく必要があります。

将来性がない場合の対処法はある?

近年、将来性がないと言われてきている作業療法士ですが、実際の所は作業療法士の数自体は増えていますが、将来性がないわけではないことが分かりました。

しかし、今後作業療法士がどうなっていくか分からないのが現状であるため、将来性が無くなった時の対処法について詳しくお伝えします。

スキルアップをする

作業療法士としての価値を高めることで、自分で作業療法士の将来性を切り開いていくことは出来ます。

作業療法士の価値を高めるには、資格などを取得してスキルアップすることをおすすめします。

作業療法士におすすめの資格は、認定作業療法士、専門作業療法士、福祉住環境コーディネーター、ケアマネージャーなどがあります。

作業療法士だけではなく、複数の資格を取得しておくと、作業療法士としての人材価値が高まって、将来的に転職しやすくなります。

対応出来る分野や領域を増やす

作業療法士としての専門性を向上させることも、作業療法士の価値を高める大切なことです。

身体領域だけではなく、精神領域や発達領域、老年領域など複数の領域を経験したり、急性期~回復期~生活期と身体領域の中でも複数の分野にわたって経験することは作業療法士としての経験を積むことが出来ます。

仮に現在の職場で作業療法士として働けなくなっても、複数の領域や分野に対応出来る作業療法士になっておくと、再就職先が見つかりやすいメリットもあります。

海外に挑戦してみる

日本で作業療法士の将来性が無くなったとしても、海外の、特に欧州では作業療法士はまだまだ必要とされる存在です。

留学経験があったり、英語などの外国語を話すことに興味があるのであれば、海外で作業療法士として働くという選択肢もあります。

ただし、海外で働くためには市民権などの権利を取得する必要があるため、作業療法士として働く前に海外で生活していく準備を整えていくことをおすすめします。

稼げる手段を増やしておく

作業療法士が将来性ない時に、稼げる手段が別にあることは収入面で困ることが無くなります。

稼げる手段とは、自分の趣味や特技を生かして副業をしたり、資産運用をしてお金を増やしたりすることです。

ただし、副業が寛容になってきた時代とはいえ、まだまだ副業に抵抗がある職場が多いため、副業で稼ぐ際にはきちんと上司に申告した上で行うことが必須となってきます。

一般企業に転職する

作業療法士が将来性ない場合は主に、病院や施設で働く場合で想定されることが多いため、一般企業であれば作業療法士が重宝される可能性は高いです。

近年、作業療法士の資格を必要とする一般企業が増えており、事業に携わる形として作業療法士を社員として迎え入れる企業も増えているのが現状です。

一般企業であれば、安定した収入を望めますし、勤務形態や時間もきちんと整備されていて働きやすいのがメリットです。

異職種に転職する

作業療法士が将来性ない時の最終手段として、作業療法士であることをあきらめて異職種へ転職するという方法もあります。

ただし、業界未経験だと就職先に雇用される可能性が低いため、何らかの稼げるスキルや知識、経験があれば異職種にスムーズに転職しやすいです。

もし周りに異職種への転職に成功した人が居れば、成功の体験談を聞くことも参考になります。

異職種への転職は時間がかかるため、作業療法士として退職することが決まった時点で早めに転職活動を進めるべきでしょう。

作業療法士の将来性はないとは言い切れない

作業療法士の数が増えたことで、作業療法士の将来性がないと言われることも増えてきましたが、一概に作業療法士が飽和したことが原因で作業療法士の将来性はなくなるというわけではありません。

今後、日本は超高齢化社会に突入して、リハビリを必要とする人は増えていきますし、海外での作業療法士の需要はまだまだあります。

また、不況が続く日本でも医療・福祉関係は不況のあおりを受けにくい分野でもあり、安定した収入が望めます。

作業療法士の将来性がないと悲観するのではなく、自分がどんな作業療法士としてこれから活躍していきたいかを考えて成長していくことの方が大切となってきます。

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この記事を書いた人

菅原あかり 菅原あかり 作業療法士/ライター

回復期病院や通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションで働いていたが、人間関係によるストレスで退職。現在は副業としてやっていたライター業で本格的に活動し始める。
自身と同じように作業療法士として働く上で悩みを抱えている人の力になりたいとリジキャリのライターとして発信していきたいと考えている。

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