コロナ禍においても介護職は安定したニーズがある職業ですが、やはり収入の低さが気になるところ。
少しでも収入アップしたい、という思いから副業を始めたい方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、数多くある副業の中で、介護職にぴったりの副業をご紹介。
それぞれおすすめの理由もお伝えしているので、ぜひあなたにぴったりの副業が見つかるきっかけになれば幸いです。
介護職の副業、おすすめ7選
まず大前提として、副業は会社が許可していなければすることはできません。
詳しくはこちらの記事に書いているので、ぜひご覧下さい。
この記事では始めやすい副業としてギグワークなどをあげていますが、今回は主に3つの観点から、おすすめの副業についてお伝えしていきます。
- 本業と無理なく両立ができる
- 収入アップが狙える
- キャリアチェンジのきっかけになる
憧れの不労所得「シェアリングエコノミー」
直接働かずとも収入が得られる所得のことを「不労所得」と言います。
労働者は皆憧れる不労所得、わかりやすい例だと株や不動産などがありますが、これは初心者が始めるにはあまりにもリスキーであり、おすすめはできません。
ですが、現在これらに変わる不労所得として注目を集めているものがあります。
それが「シェアリングエコノミー」です。
これは近年注目されだしてきたビジネスモデルで、「個人が保有する遊休資産(車、土地、家など)の貸し出しを行うサービス」です。
遊休資産を持っている人を「ホスト」、資産をシェアしたい人を「ゲスト」と位置づけ、両者をマッチングさせるサービスとして、家を宿泊先として貸し出す「airbnb」などは特に有名ですね。
日本においては「民泊」という名前で普及しており、他にも車をシェアする「カーシェアリング」なども徐々に普及し始めています。
また「シェア」するものはモノだけに限らず、家事・掃除スキルやペット預かりなど、労力を貸し出すサービスも存在します。
前述したギグワーク系の単発バイトは気軽に稼げる分、体力も使います。
特に介護職は身体的な負担が大きい仕事なので、もし本業と両立しながら無理なく収入アップを狙いたい方や、遊休資産を所持している方は、シェアリングエコノミーはぴったりでしょう。
ただ、まだまだ始まったばかりのサービスなので、所有している資産に損害を受けたときの保障などは徹底されていないことも。
どのような保証が受けられるかは、忘れずにチェックしておきましょう。
キャリアチェンジのきっかけにも「ECサイト運営」
ECサイト、というのはEC(eコマース・電子商取引)を行うWebサイトのことを指します。
本来はECを行うサイト全般を指す言葉なのですが、現在は概ねネットショップを指す場合が多く、この記事でもECサイト=ネットショップとして言及していきます。
ECサイトには、さまざまなショップがひとつのドメインの中に出店し取引を行う「モール型サイト」と、自社のドメインの中で自社商品を扱う「自社ECサイト」があります。
前者ならアマゾンやYahoo!ショッピング、後者ならヨドバシカメラやユニクロといった、大型家電量販店や自社ブランドを展開しているサイトがあげられますね。
これの運営とは?と思うかも知れませんが、実はこのECサイト、運営には多くの人の手が関わっています。
システムを開発するプログラマーやコーダーを始め、ページをデザインするWebデザイナー、クライアントの要望に応じてそれらをまとめるディレクターなど。
さらには商品の紹介を行う広告ディレクターや、商品の売れ行きを調査し商品開発につなげるマーケター、お客様対応を行うカスタマーサポートなど、さまざまな人が関わっているのがECサイトなのです。
その中で、商品登録やカスタマーサポートなどの運営補助業務であれば、未経験者からでも充分チャレンジが可能です。
運営補助業務も幅が広く、中にはDM作成や、スキルを積めば商品紹介文章などを手がけることもできます。
ネット環境が整っていれば在宅ワークも可能なうえ、スキルを積んでいくことでキャリアチェンジのきっかけにもなる仕事です。
ぜひ未経験からリモートワークがしてみたい、と言う方はこのような業務を探してみるのもおすすめです。
SNSが得意なら「SNS運用」
また、InstagramやTwitterなどの企業アカウント運用代行業務は、SNSを活用することに慣れている方や、商品の口コミなどを自身のSNSで拡散している方にはぴったりでしょう。
もちろん企業の顔として運用には最新の注意を払う必要があるほか、最初は広告の文章はライターなどが考え、その投稿やDM管理などがメイン業務となってくるでしょう。
しかしSNSは広告媒体として企業も力をいれているメディアであり、求人は数多くあります。
もしスキマ時間を上手く活用したい、パソコンは持っていないけどスマホでリモートワークがしたい、という方におすすめの職業です。
リモートワークの花形「バックオフィス業務」
ECサイト運営と同様、本業と無理なく両立ができ、キャリアチェンジのきっかけともなる副業としておすすめなのがバックオフィス業務です。
主に経理関係の業務に多く、未経験の場合は入出金のデータ打ち込みなどがメインになるでしょう。
ただバックオフィス系のリモートワークは大変人気であり、応募者が多いのも事実。
さらに数字のミスは特に許されない世界でもあります。
そのため、場合によっては本業より気を使うことも。
気軽に始める、というよりは、本腰を入れて本業と副業でやっていきたいと思っている方におすすめの職業です。
収入も充分、キャリアチェンジもできる「電話営業」
お客様に電話をかけ、営業活動を行う「電話営業」も、未経験歓迎の求人が多くチャレンジしやすい副業といえます。
現在は出勤する必要もなく在宅で行えるほか、営業職なので時給が高く、インセンティブも設けられている求人も。
高収入を望む方や、営業職や販売職へのキャリアチェンジを考えている方にもおすすめの職業です。
長い目で見るとおすすめ「webライター」
リモートワークで、時間や場所を選ばず行える副業としては、ライター業もおすすめです。
特にweb業界はクラウドソーシングなどで業務委託ライターを常に募集しており、未経験からでもチャレンジできます。
ただ、未経験の場合、単価が低いのは覚悟しておきましょう。
最初は実績をこつこつと積みながら、徐々にインタビュー記事や求人広告など実績を積んで単価をあげていく必要があるため、最初から高収入を望む方には物足りないかもしれません。
自分のキャリアを振り返り、副業と本業を長く両立していこうと思っている方や、いつか独立したいと思っている方にぴったりの職業です。
スキルアップすれば高単価も可能「webデザイナー」
「webデザイナー」はざっくり言うと「webサイトのデザインを制作」する職種のことで、デザインと制作どちらも行える人のことを指します。
そのため、ただサイトのデザインを考えるだけの仕事ではありません。
webサイトがよりユーザーに訴求するかどうかUIの知識が必要になりますし、「Illustrator」や「Photoshop」などのグラフィックソフトの作成スキルも必要になります。
そしてそれらをWebサイトとして作製するため、その構成言語であるHTML、CSS、JavaScriptなどコーディングの知識も必要となってきます。
そのため未経験からチャレンジすることは中々難しいですが、webデザイナーの講座は充実しているほか、リモートワークも可能で、単価も高いのが特徴。
ライターと同様、本業と副業、二足のわらじを履いてがっつり頑張って行きたい、と言う方におすすめの職業です。
まとめ
副業は自分のキャリアを見直すきっかけにもなります。
収入アップだけを望むのか、自分のキャリアチェンジのきっかけにしたいのか。
ぜひ自分のこれからのキャリアを考えながら、ぴったりの副業を選択していただけたらと思います。
またリジキャリではキャリアに悩む方のご相談にも乗っています。
転職や副業に限らず、自分のキャリアに対して悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。