介護福祉士の転職理由、 押さえるべきポイントをご紹介!

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転職活動をする上で、自己PRは皆さんの頭を悩ませるものの一つでしょう。

長所・短所も悩む項目ですが、転職理由もどう言えばいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は転職理由を考える際に、押さえるべきポイントをご紹介。

ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

目次

介護福祉士の転職理由が書きづらい理由

仕事を転職するにあたり、その理由はいわゆる「会社都合」と「自己都合」に分類ができます。

会社都合はいわゆる会社の業績不振による解雇など、不本意ながら退職となってしまった場合なので、転職理由も素直に書きやすいものでしょう。

しかし、自己都合は自分の意思で退職したことになるので、自分の言葉で退職理由を述べる必要があり、難易度は格段に上がります。

正直に言っていいかどうかわからない

特に職場や仕事への不満で転職を決意した場合、それを正直に言っていいかわからず、書きづらいと感じる方は多いようです。

厚生労働省が不定期に実施している転職者実態調査の概況(令和2年)(※1)によると、転職者が転職を決意した理由1位は「労働条件(賃金以外)が良くなかったから」が1位でした。

他にも「仕事内容」や「賃金への不満」などが転職の理由として上位に上がっており、現在の職場への不満が転職理由であることは決して珍しいことではありません。

ただ、その転職理由をはっきり伝えたら採用に繋がらないのでは?という懸念もありますよね。

実際その懸念は正しく、職場や仕事へのさまざまな不満を転職理由として素直に伝えてしまうことは、採用者側に「私はこの点で不満を感じれば辞める人間である」とアピールすることと同義です。

採用側としてはそのような人材を採用しにくいのはご理解いただけることでしょう。

※1 厚生労働省 令和2年転職者実態調査

理由が思い浮かばない

ですが、職場や仕事への不満以外で転職理由を書こうとすると、うまく理由が思い浮かばず書きづらい、と感じる方も多いようです。

ですが、だからと言ってあえて自分を偽ったり、理由をねつ造することはあまりオススメできません。

例えば実際そこまで仕事に対して意欲がないのに、キャリアアップや年収アップなどへの希望をアピールして転職した場合、後々会社側が求めるものと自分の姿勢に軋轢が生まれ、働きづらくなるのは目に見えています。

そうなると折角転職したのにまた転職・・・という負のスパイラルに陥る可能性もあるので、自分を偽った転職理由を述べるのはオススメできません。

介護福祉士の転職理由を考える際のポイント

じゃあどうすればいいのか?と思われる方は、まずは転職活動とはどういうものか?と基本に立ち返ることをオススメしています。

転職活動とは「あなたと企業のマッチング」です。

企業はなるべく会社の益となってくれる人材を採用したいと思っており、あなたも同様に、少しでも自分の利益となる会社に就職したいと考えていることでしょう。

履歴書も面接も、あなたと企業がどれだけマッチングしているか双方が図るためのツールです。

転職理由は「長く働ける人材か」見極めるために聞かれる

その中で転職理由は「あなたがどんなことがあれば転職する人間なのか」を採用側が判断する項目でもあります。

前述したように、採用コストの面から言っても、採用側はできるだけ長く働いてくれる人材か、あるいは有益な人材を採用したいと考えています。

その中で、転職理由は「あなたがどれだけ長く働いてくれるか」を見定める項目でもあります。

もちろん企業によって勤続年数への期待に差異はありますが、それでも仕事が進行している中で、衝動的に辞めるような人材はあまり採用したくない、というのが企業のホンネでしょう。

では、どのように伝えれば「長く働ける人材」とアピールできるか、下記にお伝えしていきます。

きちんと考えた上での退職だったとアピールする

前述したように、不満を感じてすぐに「辞める!」となる人材は、採用側も中々採用しにくいものです。

ただ、不満自体は転職理由としてあげることはタブーではありません。

大事なことは2つ。

押さえておくべきポイント

・会社に勤める中で、仕事への意欲をそがれるような事態が発生した

・きちんと解決の為に相談した

例えば異動が多くてキャリアアップにつながらない、給料アップの相談をしたけれども難しかった、残業代の未払いが多かった、など。

それらが主観ではなく、きちんと客観的に見て問題であり、そして解決のために相談をしたが取り合ってもらえなかった、もしくは解決には至らなかった、と述べることで、自分はすぐに辞めるような人材でないとアピールできると同時、理論立てて考え、行動できる人間であるともアピールできます。

また、その不満を転職理由として述べた際、採用側が共感に乏しい場合や、それで採用と至らなかった場合は、あなたとその企業のマッチング度が低いということ。

前述したように、転職活動はあなたと企業のマッチング度を測る場所です。

もちろん100%の転職先を見つけることは中々難しいでしょうが、それでも自分が転職を決意するほどの不満なポイントを「不満」と取ってくれない企業は、転職したとしても、あまり上手くいかないのは目に見えています。

ぜひあなたがあなたらしく働ける場所で働くためにも、その点は注視してみてください。

計画的な退職だったとアピールする

また無計画な退職をするような人材や、繁忙期で退職するような人材も中々採用しにくいことはご理解頂けるかと思います。

そのため、退職時期に気を使えるのであれば年度末や年度替わりに退職することで、計画的な退職ができる人間だとアピールできます。

転職時期については下記に詳しくお伝えしているので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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またそうでない場合も、引き継ぎなどは計画的に行った旨をきちんとアピールすることを忘れないようにしましょう。

異業種の転職理由では特に計画性がポイント

また同業種ではなく、異業種への転職を考えている方もいらっしゃることでしょう。

その場合、それまで培ってきたキャリアを一度捨ててその職種にチャレンジすることになりますから、採用側も転職理由は気になるところ。

そのため、転職理由に関しては衝動的に選択したのではなく、きちんと吟味した上で決定したという計画性を伝えることがポイントとなります。

まず異業種の場合、その職種に興味をもったきっかけをきちんと言葉しましょう。

ですが、ここに関しては「前から興味があった」「学生の時から憧れていた」などでも構いません。

もちろん、介護職のスキルを活かせる業種の場合は、「介護職のスキルを活かせる職業を探していた」でも充分な理由となるでしょう。

前述したように、転職理由で企業側が知りたいのは、その人物がきちんと長く働いてくれるかどうかです。

特に異業種の場合、想像と違ってすぐに退職するのでは?と懸念されていることが多いです。

そのため、その業種を深く理解していることや、チャレンジするために行った準備、あるいは資格を取得したことなどをアピールすることで、よりその仕事への意欲や計画性をアピールすることが可能となるでしょう。

まとめ

同業種にしろ異業種にしろ、転職理由はあなたがどのような理由で転職をするのか、再度自分に問い直すことになります。

そのため、難しいと感じるのは当然なのです。

リジキャリでは転職理由を含め、転職活動についてのさまざまなご相談も随時受けております。

第三者の意見も聞きたい、自己PRの方法について知りたい、という方もお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

Ytakira Ytakira 介護福祉士/ライター

障害者福祉施設や高齢者施設、病院勤務などを経て現在はフリーランスのライターとして活動中。
求人広告やオウンドメディア記事など、転職や就職のジャンルを中心に手がけている。

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