理学療法士が転職するベストなタイミングは!?注意点も解説

理学療法士が転職するのにベストなタイミングとは?

転職について注意することはある?

このような悩みをお持ちの理学療法士に役立つ記事を書きました。

転職したいと思っても、いつから動き出せばよいのか判断が難しいですよね。

そこで本記事では、以下の点について解説します。

  • 理学療法士が転職するきっかけ
  • 理学療法士が転職するベストなタイミング
  • 転職する際の注意点

記事後半では、具体的な転職スケジュールの例をご紹介します。

転職のタイミングに迷っている理学療法士の方、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

目次

理学療法士が転職するきっかけ

厚生労働省発表の令和2年度転職者実態調査の概況によると「自己都合」による離職理由としては、以下のものが多くを占めていました。

  • 賃金以外の労働条件がよくなかった
  • 満足のいく仕事内容でなかった
  • 賃金が安かった

ではこれらの理由から、転職を考える理学療法士の具体的な状況を以下で解説していきます。

賃金以外の労働条件が良くなかった

まず、賃金以外の労働条件です。

理学療法士の場合は以下のような状況が考えられます。

  • 残業が多い
  • 休日出勤がある
  • 有給がとりにくい

勤務後に長時間にわたる勉強会や実技練習をしたり、研究や学会発表を積極的に行ったりする職場では、上記のような労働条件で働かなければならない場合があります。

「自己研鑽」や「患者さんへより良いサービスを提供するための努力」などは大切です。

しかし自己犠牲の側面もあり、心身が疲弊してしまうことが転職を考えるきっかけになっているのでしょう

満足のいく仕事内容でなかった

仕事内容に満足できない場合は以下のような状況が考えられます。

  • 別の領域で活躍したい:医療系から介護系領域に転職したい
  • 新しい手技を学びたい:〇〇法の次に△△概念を学びたい

といったポジティブな理由で転職を考える方もいます。

今の仕事に満足しない方は、将来のキャリアや成長を意識し、より多くの経験を求めて転職を検討するのです

賃金が安かった

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、理学療法士の年収は約420万円です。

一方、国税庁の令和2年分民間給与実態統計調査によると日本人の平均年収はおよそ433万円となっています。

一般企業と比較して賃金が上がりにくい収益構造になっているため、長く働くほど両者の年収差は開いてしまうのです。

今の職場よりも給料が多くもらえるところを求め、転職を考える理学療法士は少なくないでしょう。

理学療法士の転職にベストなタイミング

結論からいうと、あなたが転職したいと思った時がベストです

というのも、いい求人はある意味めぐりあわせのような場合もあるから。

優先したい条件が決まっているのであれば、すぐに探し始めるとよいでしょう。

とはいえ求人が少ない時期もありますので、比較的多い時期やおすすめの時期などをご紹介します。

4月・10月入社

4月や10月入社をおすすめする理由は、その直前の年度末や半期の終わりに、退職や部署異動が比較的多いからです

人の動きが流動的になるため、数か月前から求人情報が増える可能性があります。

  • 4月入社:12月頃に求人が増える
  • 10月入社:8~9月頃に求人が増える

といった状況になります。

そのタイミングに合わせてご自身も求職情報をチェックしてみるとよいでしょう。

ボーナス支給後

6月や12月にボーナスを支給する会社は多いのではないでしょうか。

せっかくなのでボーナス支給後に転職(退職)しておくとよいでしょう。

たとえばボーナスの支給が6/25であれば、6/30までの在籍にしておき、7/1より次の職場で働くといった方法です。

転職活動は支給月の3ヵ月ほど前からはじめると余裕をもってできますよ

つまり以下のようなスケジュールです。

  • 6月のボーナス支給後に転職:3月頃から開始
  • 12月のボーナス支給後に転職:9月頃から開始

急募を狙う

急募されるタイミングで採用試験を受けるという方法もあります。

突然の職員減などをきっかけに募集されるため時期が定めにくいのですが、狙い目があります。

それは3月下旬の国家試験合格発表後です

新卒の内定者が不合格になってしまうと、予定の採用人数を満たせない職場が急募する可能性があります。

とはいえ、もともと新卒枠で募集しているので、そこに経験者が入ると人件費の関係もあります。よほど魅力的な人材でないと採用が難しい可能性もあるでしょう。

また、急募なので即入社してもらいたい人材を探している都合、現職の退職時期との兼ね合いも考える必要があります

転職する際の注意点は?

せっかく転職するのなら失敗はしたくありませんよね。また、円満な退職を誰しも望むでしょう。

そこで、転職活動がスムーズにすすむよう以下で注意点を解説します。

退職に関する規定を確認

転職を決心したら、職場の就業規則から退職に関する規定を確認しましょう。

民法では2週間以内に退職の申し出をすればよいとされているものの、就業規則では退職の1ヵ月前や2ヵ月前に申し出るよう記載されている場合があります。

円満に退職するのであれば、就業規則を遵守した行動をとるべきです

転職先の入社日が決まったのに退職規定違反となってはまずいので、はじめに確認しておきましょう。

転職を活動していることは公言しない

転職活動していることは職場の人には話さない方がよいでしょう。

というのも、人はどこで何を聞いているかわからないもの。

万一知られたら困る人の耳に入れば、退職までの期間に気まずさを感じることも。

よほど信頼している人にだけ話すか、転職の話題は職場以外で話す程度にとどめておくことをおすすめします。

当面の生活費を確保しておく

内定がすぐにもらえないことを想定し、当面の生活費は確保しておきましょう。

というのも、希望する条件の転職先が見つからなかったり、採用試験に落ちてしまったりする可能性もあるからです。

想定通りに進まず、退職日を迎えても内定がもらえないという場合も十分考えられます。

貯金が底をつくのは避けておきたいですよね。

余裕をもって3ヵ月分程度の貯蓄はしておいた方がよいでしょう。または実家に世話になるなど、対策をとっておいてください。

一人で決めない

転職活動がうまく進むか不安な方もいるでしょう。

早く転職したい一心で安易に転職先を決めてしまうと、入社後にギャップを感じる場合もあります。

一人ですすめていると冷静に判断できない場合もありますので、知り合いや転職エージェントに相談するとよいでしょう

特にエージェントは、優先する条件から転職先の候補を探してくれるだけでなく、「履歴書の添削」「面接対策」「情報収集」などもしてもらえるのでおすすめです。

理学療法士の転職スケジュール

転職スケジュールの具体例を以下で紹介します。

個人の事情や置かれている状況によりさまざまですが、一例としてご参照ください。

以下では3ヵ月後の入社を仮定しています

情報収集(入社3~2ヵ月前)

まずは転職先候補となる職場の情報収集です。

「インターネット」「職業安定所」「転職エージェント」などから情報を集めていきましょう。

理想の転職先を見つけるためにもっとも大切なことは「転職する理由を明確にすること」です。

  • 特定の領域や分野で学びたい
  • ワークライフバランスを充実させたい
  • 給料のよいところで働きたい

など、人それぞれ優先順位が異なります。

ご自身が転職したい理由を明確にし、理想に合う職場を探しましょう。

履歴書作成・見学・試験対策(入社2ヵ月前)

転職先候補が見つかったら履歴書を作成し、先方に職場の見学をさせてもらいましょう。

見学するとしないとでは印象が大きく異なります。インターネットからの情報ではこまかい部分はわかりません。

必ず人事担当の方や部門の責任者と対面し、職場の雰囲気を見てきてください。

見学が済んだら試験対策をはじめましょう。

採用試験の内容は見学時、もしくは見学後にいただく連絡や通知などから確認し対策します。

なお、いつから働けるか聞かれた場合は現職の退職規定を遵守できる日程を伝えましょう。

たとえば退職規定が「2ヵ月前までに退職の申し出をする」となっているのに、来月から働けると伝えてしまってはまずいですよね。

採用試験・内定・退職の申し出(入社2~1ヵ月前)

採用試験後の内定連絡は早ければ翌日、多くが1~2週間程度です。

内定がもらえたら退職することと転職先の入社日を伝え、退職日を決めましょう。

その際、有休消化などのこまかい話もできればしておきましょう。

退職準備・引継ぎ・退職(入社1ヵ月前~)

あとは円満に退職できるよう計画的に退職準備をしていきましょう。

理学療法士の退職に関する準備で多いのが、担当患者の引継ぎと職場内の係や委員会などの引継ぎです。

状況によりますが、引継ぎ後のトラブルを防ぐために担当患者にもしっかりと退職の旨を伝えておくのがベターです。

まとめ

本記事では、理学療法士が転職するベストなタイミングと転職活動に関する注意点、転職スケジュールの一例などを紹介しました。

きっかけはさまざまあるものの、基本的には転職を意識したタイミングがベストです。

理想の転職先が見つかるよう計画的に転職活動していきましょう。

転職が不安な方は、ぜひリジキャリの無料相談をご活用ください。

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この記事を書いた人

すずや すずや 理学療法士/ライター

理学療法士として勤務するかたわら、ライター業を行っている。数々の副業で成果が出ない中、ライター業に出会う。文章を通して人の行動を促す仕事にやりがいを感じ、日々執筆している。リジキャリでは、理学療法士が抱える「将来への不安」を払拭できるよう、キャリア支援や多様な働き方について発信する。

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