就職が決まらない理学療法士の特徴6つとは!?対策も紹介!

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理学療法士の就職先が決まらない

就職を成功させたい

このような悩みをお持ちの理学療法士に役立つ記事を書きました。

現職をやめ、心機一転新しい職場で働きたいと考えても、なかなか就職が決まらないとあせってしまいますよね。あせっても仕方ないとはわかっていても、決まらないとそわそわしてしまうでしょう。

そこで本記事では、以下の点について解説します。

  • 就職が決まらない理学療法士の特徴6つ
  • 就職が決まらない理学療法士の対策6つ
  • 就職活動における注意点

就職先が決まらない理学療法士の方、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

目次

就職が決まらない理学療法士の特徴6つ

就職が決まらないとあせってしまいますよね。しかし、決まらないということには何か理由があるかもしれません

以下で、就職が決まらない理学療法士の6つの特徴について解説していきます。

優先する条件が多すぎる

優先する条件をすべて満たす職場が見つからず、就職が決まらないケースです。

たとえば以下のような条件です。

  • 給料が良い
  • 残業がない
  • 年間休日が多い
  • やりたい分野である
  • 職場の雰囲気が良い
  • 自宅から徒歩圏内で通勤できる

など、上記すべてを満たす職場はなかなか見つからないでしょう。

そもそも自宅から徒歩圏内に職場がある時点で、かなり選択肢は減ってしまいます。

そのうえ「給料」「勤務時間」「休日数」など、次々に条件を挙げればさらに絞られてしまうのではないでしょうか。

優先する条件の理想が高すぎる

優先する条件は決まっているものの、理想が高すぎる場合も就職は決まりにくいでしょう

たとえば年収600万以上の職場を条件にした場合。

理学療法士が通常の勤務をしていて年収600万円を超えることはほとんどありません。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、理学療法士の年収は約420万円であるとされています。

優先したい条件に対して理想が高すぎれば、なかなかよい就職先は決まらないといえます。

自分の得意分野がわからない

あなた自身が得意分野についてわかっていないと、就職は決まらないかもしれません

というのも、得意分野がわからないと面接時にあなたの強みを伝えられないからです。

  • Aさん:得意分野はこれといってありませんが、一生懸命がんばります
  • Bさん:得意分野は脳血管疾患のリハビリです。〇〇法の知見を深めており臨床でも活用しています

極端な例ですが、Bさんの方が確実に得意な分野を把握しており、採用側もどんな人物かわかりやすいでしょう。

Aさんの場合は採用する理由が見つけにくく、就職は決まりにくいのではないでしょうか。

就職試験に受からない

就職したい職場は見つかったものの、試験で不合格になり就職が決まらない場合です。

要因は、試験対策がうまく出来ていないから。

筆記試験や面接で確認されることは、「あなたの適正」と「就職先で理想とされる働き方」です。

試験に不合格になるのは、あなたが就職先の求める人材ではないと判断されるからでしょう。

就職したい職場に求人がない

就職したい職場が募集していなければ当然決まりません

募集していない理由は以下の通りです。

  • すでに人数がいっぱいだから
  • 新卒のみの採用だから

前者は、すでに必要な人員がそろってしまっているからです。就職先も職員への人件費を考慮して人員確保しているため、予算を超える採用は難しいといえます。

あなたの能力がとても素晴らしいとしても就職は難しいでしょう。

後者は新卒しか採用していないため、中途採用での就職は不可能ということです。

そもそも募集していないところに就職するのは、何かしらのコネクションなどがなければ難しいと割り切る必要があります。

理学療法士のみで探している

理学療法士として就職先を探しているだけでは採用枠がないかもしれません

就職先もリハビリテーション専門職とはいえ、別の職種を優先して採用したい場合もあるからです。

たとえば、作業療法士や言語聴覚士の募集はあっても、理学療法士を募集していないという場合もあります。

また、理学療法士の数も増えてきており、以前のようにどこにでも就職できるほど優遇されることはなくなりました。

しかし、理学療法士の資格をもった別職種という採用ならあるかもしれません。

同業界で働きたいなら、たとえばケアマネジャーなら理学療法士の資格を活かせる可能性があります。

就職が決まらない理学療法士の対策6つ

就職が決まらない理由がわかれば対策をとるのみです

以下で、就職が決まらない場合のとるべき行動について解説します。

優先する条件を整理する

どの条件を優先するか、そして優先する条件にある程度は妥協するなど、整理が大切です

たとえば以下のようにするとよいでしょう。

  • 通勤時間や勤務時間が長くてもよいから、給料だけは高いところがいい
  • 給料は少なくてもいいから、徒歩圏内で極力プライベートを充実させたい
  • 給料はできるだけ多くほしいが、年収450万を上限にしてみよう

といったように、「優先する条件を決める」ことと「優先した条件にある程度は妥協する」ことで選択肢が絞られ、見つかる可能性が高くなります。

自分を見つめなおす時間をつくる

ご自身の強みや得意分野を把握するために、今まで経験してきたことや勉強したことを整理してみましょう

  • 経験した疾患
  • 職場内の係・委員会活動
  • 研究・学会発表
  • 後輩・学生指導

などの経験から、もっとも頑張ったことや成果として得られたことを言語化してみるのです。

たとえば以下のような経験があったとします。

「院内の腰痛予防対策の中心メンバーとして腰痛予防へ取り組み、痛みを訴える職員が減った」

つまり、「職員の腰痛に対する意識改革や、運動に取り組む時間を捻出するためのタスク管理」の経験から、「他者の行動変容や業務効率を改善することが得意である」

と自己分析できます。

一度時間をとってご自身の経験を思い出してみると強みがわかりますよ。

試験対策を万全にする

試験が不合格で就職が決まらない場合は、いうまでもなく試験対策を万全にしましょう

あなたが就職先にとって魅力があり、理想的な働き方ができることを証明できればいいのです。

就職試験は「筆記試験」「小論文」「面接」などが多くの職場で採用されています。

筆記試験は国語や数学の一般的な問題と性格診断など。公務員試験の過去問などを書店で1冊購入し、解いてみるとよいでしょう。

小論文は論理的な文章が書けるかを試されます。小説家が書くような、最後に伏線を回収するといった独特な構成で書いたり、難しい言葉を使ったりする必要はありません。

出題されたテーマに対して、自分が考えることを素直に書けばよいのです。

面接においては、就職先を選んだ理由はほぼ必ずと言っていいほど聞かれます。

あなたがその職場に就職したい理由と、貢献できるポイントを過去の経験と関連付けて伝えましょう。

求人が出る時期をねらう

求人がないと思っても、時期によっては募集されることもあります。ねらい目は3月や4月です

国家試験不合格によって、新卒で内定が出ていた学生が就職できないケースがあるからです。

就職先も予想に反して新人職員が確保できない問題に直面するため、急募される可能性があります。

目的の就職先で求人がなくとも、3月や4月頃をねらってもう一度見てみると案外募集されていることがありますよ。

理学療法士以外の仕事をねらう

理学療法士としての採用ではなく、別職種での求人を探してみるのもひとつです

先述したケアマネジャー採用であれば、業界は同一でも仕事内容は大きく変わるため、別の分野で活躍したいという人にはおすすめです。資格を持っていれば積極的に検討してみてもよいでしょう。

また、まったく別の業種で働くという選択肢もあります。

一般企業であれば、幅広い募集の中から理学療法士の経験を大きく活かせる仕事も見つかるでしょう。福祉用具や医療機器のメーカーやハウスメーカーなどで活躍する理学療法士もいます

候補のひとつとして検討してもよいでしょう。

転職エージェントを利用する

ご自身で就職先を見つけられない場合は、転職エージェントの利用をおすすめします

もしくは、よい求人を見つけた時に相談してみるという使い方でもよいでしょう。

どういう分野に興味があるのかや、「給与」「通勤時間」「ワークライフバランス」などの希望を伝えると定期的に求人を紹介してくれます。

また、給与や残業時間なども含めた労働条件などの情報も収集してくれる点はとても助かります。

求人探しを円滑にすすめたい場合は、ぜひ利用を検討してみてください。

就職活動における注意点

就職活動における注意点について以下でまとめました。念頭において就職活動してみましょう。

情報を不足なく集める

就職先の情報はできるだけ多く集めましょう

就職してみて「こんなはずじゃなかった」と後悔したくはありませんよね。

「多い疾患」「給与」「賞与」「休日数」「福利厚生」「残業の有無」などは最低でも確認すべきです。知り合いが勤務しているのであれば、必ず人間関係や雰囲気も聞いておきましょう。

また、勤務先が近いからといって選んだはずなのに、距離の遠い別の部署に異動する場合もあります。部署異動の有無についても確認は必須です。

できるだけ多くの情報を集めて後悔しないように注意しましょう。

時間がかかることを念頭におく

理想の就職先を見つけるのは、1年程度かかることも想定しておきましょう。あせって条件を妥協しすぎて働きにくいところへ就職してしまっては元も子もありません。

就職活動には時間とお金がかかるものです。

最悪、今の勤務先を退職後に数か月かかって決まるということも想定し、生活費の数か月分程度は貯蓄しておき、気長に就職活動しましょう。

転職の理由をあいまいにしない

転職の理由をあいまいにしてはいけません。

  • 今よりもやりがいがほしい
  • 年収を上げたい
  • ワークライフバランスを充実させたい

など人によって理由はさまざまです。

現状に悩み再就職を決意したのですから、理由をあいまいにせず確固たる意志で就職活動しましょう。

注意すべき点として、面接時にはネガティブな理由は言わないことです。

不平不満を伝えると、「うちでも同じような姿勢で働くかも」と思われてしまいます。

ネガティブな理由も、ポジティブな姿に変換して伝えるようにしましょう

「前職場では勤務時間が長く体調を崩してしまうことがありました。貴院では残業がほとんどないとのことで、自身の体調に配慮しながら高いパフォーマンスで業務に専念できると考えます。」

といったように伝えるとよいでしょう。

まとめ

本記事では、就職が決まらない理学療法士の特徴を6つ紹介しました。

ご自身の強みや優先すべき条件を明確にし、向き合う時間をじっくりと作ってみてください。

また、ひとりで悩んでいるとなかなか就職先は見つかりにくいものです。転職エージェントの利用も選択肢にあるとよいでしょう

リジキャリでは一般企業へ転職したい医療職への相談を行っています。理学療法士からのキャリアチェンジを検討されている方は、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

理学療法士として勤務するかたわら、ライター業を行っている。数々の副業で成果が出ない中、ライター業に出会う。文章を通して人の行動を促す仕事にやりがいを感じ、日々執筆している。リジキャリでは、理学療法士が抱える「将来への不安」を払拭できるよう、キャリア支援や多様な働き方について発信する。

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