理学療法士がWebライターをやるメリットとデメリット

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理学療法士の中でも副業を考えている方は多いのではないでしょうか。

副業といっても色々ありすぎて、何を選んだらいいか分からない。

得意なものなんて無いし、今から新しいことを始めるのもなあ…

と考えている方にWebライターをおススメします。

理学療法士は学生時代からレポート作成や卒業研究を行い、就職してから症例報告や学会発表、論文作成を行っています。

書くこと」は学生時代から行っていて、今までの経験を活かせるものです。

準備するものはパソコン1つとあなた自身。

特別なスキルを身に付けてから始めるより、ライター業を実践しながら覚えていくので手軽にできます。

筆者は2016年から理学療法士として勤務し、2021年からWebライターの活動を始めました。

今回は自身の経験をもとに、理学療法士がWebライターをやるメリットとデメリットについて紹介します。

目次

理学療法士がWebライターをやるメリット

コミュニケーションに活きる

Webライターが記事を執筆する時にはまず対象者(誰に向けて書くのか)を決めます。

そして対象者の年齢や性別、関心ごとに合った、心をつかむ言葉選びをするのです。

理学療法士でいえば患者さん、利用者さんが対象者となります。

例えば「歌手」ひとつとっても、70~80代の方には美空ひばりさんや演歌歌手の話をしますよね。

若い世代にはアイドルの話をするかもしれません。

対象者によってキーワードや言葉遣いを変えることは、人との距離を縮めたり、信頼関係を築く1歩となるのです。

Webライターを始めると語彙力が増えてきます。

語彙力が増えるとより患者さん、利用者さんの心をつかみやすくなりますよ。

悩みを解決し、人の役に立つことができる

理学療法士の方には少なからず人の役に立ちたいとの想いがあると思います。

問題点を挙げアプローチする、つまり患者さんの悩みを解決するために私達はリハビリを行います。

Webライターには悩みを解決する記事を書き、人の役に立つという役割があるのです。

悩みを解決する」「人の役に立つ」という想いは共通している部分であり、理学療法士がWebライターをやる意義だと思います。

理学療法士として自分自身が悩んだ問題は、他の理学療法士も悩んでいることが多いです。

自身の経験や考えを言葉にすることによって、他の誰かの問題を解決するかもしれませんし、共感を得ることができます。

悩みを解決できたら嬉しいですよね。

論文や学会発表では敷居が高く挑戦しづらい方も多いと思います。

それに比べてSNSやブログでは気軽に情報発信ができます。

「私には何もない」と思う方でもまずはあなた自身の経験や想いを言葉にしてみてください。

書類作成が早くなる

リハビリサマリーや報告書の作成に時間がかかる、文を作るのが苦手という方は多いのではないでしょうか。

私がWebライターの活動を始めて、1番のメリットだと感じたことは書類作成が早くなったことです。

Webライターを始めると執筆する量が多く、書くことに対して慣れが生じます。

私は執筆活動を通して文章の構成や伝わりやすい言葉遣いを学び、サマリーや報告書など以前より短い時間で書けるようになりました。

特に構成を覚えると、要点をおさえた分かりやすい文章の作成が行えます。

サマリーや報告書だけでなく、症例報告や論文作成にも活きるスキルです。

知見が広がる

Webライターを始めてから記事のネタや内容を考えるために、常にアンテナを張るようになりました。

患者さんと話している内容にも「ネタが隠れているのではないか」と興味を持ちます。

さらに話した内容を詳しく知ろうとリサーチをするため、自分の知らなかったことを広く深く知ることができるのです。

そうすることで患者さんとのコミュニケーションもはずみ、より深い信頼関係を築くことができます。

理学療法士がWebライターをやるデメリット

単価が安い

未経験Webライターの文字単価の相場は0.3~0.5円と言われています。

小学生時代の読書感想文で例えると原稿用紙4枚分(1,600字)で約500~800円でしょう。

読書感想文にどれくらいの時間がかかりましたか?時給換算するとすごく安いです。

私もWebライターを始めた当初は時給換算すると300円未満でした。

始めたばかりの頃は辛いですが、文を書くスキルさえ身に付けば、文字単価が上がり、執筆時間が短くなります。

理学療法士としては臨床業務以外の書類作成の時間が短縮できるので、残業時間が減り今より早く帰宅できそうです。

時間がない

副業を行っている方にはあるあるの悩みだと思います。

理学療法士としての勤務が終わった後で副業をやろうとすると、疲れも出ていますし、コストパフォーマンスは低下します。

そこで大切なのが自分自身の時間管理術を身に付けること。

私が日々行っている時間管理術は「やらないことを決める」ことです。

無駄にSNSを見続けてしまう時間をやめて、執筆に充てる時間を作っています。

特にWebライターは記事の締切期日があります。

執筆に時間がかかるという方の場合は早めの行動が大切です。

まとめ

私自身の経験を通して、理学療法士がWebライターをやるメリットとデメリットを紹介しました。

Webライターでの経験が理学療法士の業務に活きていることが多く、始めて良かったと思っています。

人の役に立った記事が書けたとき、コミュニケーションが上手くいったとき、Webライターの仕事とはやりがいです。

『人の役に立ちたい』と思う理学療法士にはぴったりの副業だと思います。

ぜひ副業の1つとしてご検討してみてくださいね。

理学療法士としての働き方に悩んでいる、副業を始めたいと思う方はリジキャリにお気軽にご相談ください。

あなたにピッタリの働き方を一緒に見つけます。

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この記事を書いた人

すーみんのアバター すーみん 理学療法士/ライター

【理学療法士×ライター】
理学療法士として日々臨床業務に励むが、コミュニケーションの壁にぶつかる。以来、「言葉を伝えたい」という想いが芽生えライターを始める。現在は「~想いをカタチに 想いよ届け~」をモットーにメディア記事や書評、SNSを通じて言葉を届けている。リジキャリでは自身の経験をもとに情報を発信していきたいと考える。

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