「現在理学療法士として働いているけど、これから先出世はできるのかな?」
「そもそも理学療法士の出世の定義ってなに?」
このような疑問を持っていませんか?
理学療法士として働いていて、出世をしたいけど、どうやったら出世ができるか分からず悩んでいる人に対して、この記事を読むと下記のことが分かるようになります。
- 理学療法士として出世するとはそもそもどういうことをいうの?
- 理学療法士として出世している人のおもな経歴は?
- 理学療法士として出世するための方法とは?
私自身、理学療法士として病院で働きながら様々な理学療法士と関わってきました。
その中で出世した人の特徴を分析し、紹介させていただきます。
今後理学療法士として「出世して偉くなりたい!」「お給料を増やしたい!」「もっと社会貢献がしたい!」と思っている人は最後まで読んでいただけると嬉しいです。
では早速、理学療法士として出世するための極意をお伝えします。
理学療法士として出世するとはそもそもどういうことをいうの?
そもそも出世とは、社会的に高い身分・地位を得ることです。 会社勤めの方にとっての出世とは、役職やポジションが上がるなど昇進することをいいます。
理学療法士として出世するといっても様々な方法があります。
ここでは大きく分けて3つの例をお伝えします。
- 病院や施設で管理職になる
- 大学や養成校で働き、教員から助教、准教授、教授になる
- 理学療法士協会の学会役員になる、さらには議員になる
上記3つが理学療法士としての出世の王道ではないかと思います。
理学療法士として出世している人のおもな経歴
病院や施設での管理職
多くの施設ではとくに経歴は関係がないようです。
多くの施設では年功序列で管理職になる場合が多く、経験年数が長ければ管理職のポジションに就けるという仕組みになっています。
中途採用で管理職を募集している施設もありますが、その場合は他施設で管理職をした経験があるということが大前提になります。
管理職経験がなくてもコミュニケーションスキルや、マネジメントスキルがあれば採用される場合もあるため、そのようなスキルは必要不可欠です。
大学や養成校の教員
大学や養成校の教員になる場合は大学院で修士または博士課程を卒業している経歴があり、その後も研究活動を行う学術的な活動意欲、さらに教育に対する意欲があるということではないかと思います。
協会の役員や議員
日本理学療法士協会等の学会役員はおもに臨床や学術的な経験が豊富な人が選ばれます。
そのため、臨床経験のほかにも研究活動を行った経歴が必要です。
また理学療法士で政治活動を行う場合も同様に臨床・研究・教育の経歴が必要不可欠です。
理学療法士として出世するための方法は?
病院や施設での管理職
病院や施設での管理職となる方法は大きく分けて3つあります。
- 同じ職場で長く働き、管理職のポジションが空くまで待つ
- コーチング、コミュニケーションスキル、マネジメントスキルを学び、管理職を募集している施設に転職をする
- 新規でオープンする施設のオープニングメンバーになる
大学や養成校の教員
まずは大学院で修士または博士課程を取得することです。
しかし、大学や養成校の教員の新規採用は基本的には退職した人がいた場合のみの募集となる場合が多いため、入職したい大学の情報を収集し、そこで働いている教授または教員とのコネクションが必要となる場合が多いかと思われます。
協会の役員や議員
協会の学会役員は毎年立候補した人達の中から選挙で選ばれます。
実績があり、役員として必要とされる存在である必要があるため、まずは希望する学会の学術的な知識、運営に必要なスキルを身に着ける必要があります。
さらにその上の議員になるためには、理学療法士協会全体に大きな影響をもたらし、様々な人からの支持を得ている必要があるため、その経験を得るために幅広い分野で積極的に活動していく必要があります。
【まとめ】理学療法士として出世するための極意
理学療法士として出世するための極意をまとめました。
理学療法士として出世するためにはかなりの努力が必要ですが、出世すれば多くの人に影響をもたらすことができるため、きっとやりがいも感じると思います。
最近では理学療法士の資格を活かし、一般企業で働く人も増えています。
また、スタートアップ企業に転職したり、ベンチャー企業の立ち上げにかかわる人もいます。
理学療法士の働き方が多様化しているため、一概に理学療法士の出世といっても今回紹介したものがすべてではなく、今後の理学療法士の活躍は様々な可能性を秘めています。
今回理学療法士として出世するための極意を説明しましたが、大事なことは出世してどうなりたいか?どうして出世したいのか?を考えて行動することだと思います。
決して理学療法士として出世するということは簡単ではありません。
理学療法士として社会貢献をするためにはどうすればいいのかを考え続けて行動した結果、出世していたということが理想なのではないかと思います。
「理学療法士として出世したい」と思っている方は今回紹介したことを参考に、まずは何か行動を起こしてみてはいかがでしょうか?