介護からの転職、アピールできる強み4選をご紹介!

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「介護から転職したいけど、なにをアピールすればいいのかわからない」

「自分の強みが分からない」

という方のために、今回は介護から異業種への転職事情介護職だからこその強みをご紹介。

ぜひあなたの転職に役立てていただけたらと思います!

この記事を読んでわかること

・介護からの転職先1位は「サービス業」

・環境が変わっても発揮できる力が「強み」

・自分の「強み」を活かせる会社を選ぼう

目次

強みを活かした介護からの転職事情

そもそも介護から異業種への転職は無理なんじゃないか?そう思われる方も多いと思います。


2021年は転職者の半分が異業種へ

しかし株式会社マイナビの調査によると、2021年に異業種に転職した人の割合は、全転職者のうちの47.4%

転職者のほぼ半数が異業種へ転職しているんです。

ちなみに2020年は48.8%、2019年は48.2%と大きく変わらず、異業種への転職は充分可能であることがわかります。

一番多い転職先は「サービス業」

ちなみに、同調査によれば「医療・福祉・介護」業界の転職先の1位は「サービス業」。

異業種に転職した49.2%の人がサービス業へ転職しているとのこと。

サービス業もまた介護と同じく対人業務であり、その強みを活かしやすい面もあるのでしょう。

参考 株式会社マイナビ 転職動向調査 2022年版(2021年実績)

介護からの転職のコツは?強みも活かそう!



中途採用歓迎の業界へチャレンジする

異業種への転職をためらう理由のひとつに、「中途だし・・・」とひけ腰になってしまう方も多いかと思います。

ですが現在、企業側も中途採用にとても意欲的!

株式会社マイナビの2021年1~7月の調査によれば、「中途採用に今後積極的になる」と応えた人事担当者はなんと46.1%

前年(23.3%)から22.8ptも増加しており、中途採用はどんどん活発していっているのがわかります。

また、特に中途採用に積極的な業界は、1位が『IT・通信・インターネット』。

2位が『不動産・建設・設備・住宅関連』でした。

参考) 株式会社マイナビ 中途採用実態調査(2021年)


DX化が推進される中でIT人材はどんどんニーズが高まりつつあり、未経験歓迎の求人も多く見受けられます。

もし業種にはこだわらず、とりあえず異業種にチャレンジしてみたい!という方は、中途採用に意欲的な業界にチャレンジしてみるのもひとつの手段でしょう。


自分の強みをアピールする

また経験が無いからこそ、自分の「強み」をアピールすることが転職成功のカギと言えます。

「特別な強みなんて・・・・・・」と思う方も多いでしょうが、特別なことは必要ありません。

大事なことは2つ。

  • 環境が変わっても発揮できる自分の力を見つけること。
  • 自分の強みを求めている会社を見つけること。

華々しい業績やわかりやすい長所も、環境が変わって発揮できなければ「強み」とは言えません。

だからこそ自分の思った「強み」をきちんと言葉にして伝える必要があります。

この会社ではなく、他の会社でも発揮できるのか。

発揮できると思ったなら、その理由はなぜか。

このように、自分のこれまでをきちんと整理、理解し、言語化することが「自己分析」なのです。



そしてもう1つ大事なことが、「自分の強みを求めている会社を見つける」こと。

自分の行きたいと思った会社が、どのような「強み」を持つ人材を求めているか調べることが「企業研究」です。

例えばコミュニケーションスキルが自分の強みだとして、黙々と作業するだけの会社でその強みは通用するでしょうか?

介護業界からの転職でサービス業が多いのも、対人業務などの経験やコミュニケーション能力が活かせるから、と容易に推測できます。

このように、自分の強みがその会社で活かせるかどうか把握する必要はあるでしょう。


ただ、ここまでの説明がピンとこない、難しい!という方もいらっしゃると思います。

そこで、下記に介護からの転職でのアピールできる強みを4つ例に上げていきますので、あなたの中の「強み」に気付くきっかけになれば幸いです。

介護からの転職でアピールできる強み4選

コミュニケーション能力

コミュニケーションとは一般的に「意思疎通」と呼ばれ、人と関わる以上、誰しもが行っています。

だからこそ多くの職場で求められるものであり、対人業務の多い介護職の方が、最初に思う「強み」ではないでしょうか。


ですが、コミュニケーションは誰もが行っているため実に幅広いもの。

大事なことは、「仕事の中でコミュニケーション能力を発揮できたかどうか」です。

わかりやすい例で言えば「チームワーク時の報連相の徹底」「利用者の方への傾聴」などがありますね。

これは人によってさまざまかと思いますので、ぜひ、これはあなたの言葉で言語化をしてみてください。

協調性

介護職は限られた人数で利用者支援を行う仕事です。

そのため、社員やパートさん、さまざまな立場や年齢、属性の違う人たちと働いてきたことでしょう。

さまざまな人と円滑に仕事ができたのなら、それは間違いなく「強み」と言えます。


では、円滑な仕事のため、自分はどのような努力をしてきたか考えてみましょう。

わかりやすい例で言えば「共感の姿勢」「細かい打ち合わせや認識のすり合わせ」などがありますね。

協調性は、同じようにさまざまな人と働くことになる現場で特に有効です。

そのような会社に転職を考える際はぜひアピールしてみましょう。

自己管理能力

介護職は肉体労働であり、夜勤や早番、遅番といった不規則勤務に加え、感染症などのリスクもある職業です。

そのため普段から自己管理が必要であり、意識的にそれを行えていたのなら「強み」としてアピールできるでしょう。

わかりやすい例で言えば「日頃からの健康管理」「適切なスケジュール・タスク管理」などがありますね。


自己管理能力は不規則勤務の仕事や、肉体労働を行う職業で有効です。

そのような会社に転職を考える際はぜひアピールしてみましょう。

対応力

介護の現場では、パートさんをまとめる立場に立ち「これどうしたらいい?」と相談を受けることも多いでしょう。

また急な病気やケガなど、緊急時の場合には冷静さや判断力も試されます。

そのため、現場で人をまとめる立場を任されていたのなら「強み」としてアピールできるでしょう。


ここで大事なのは、自分に抱えきれないと判断すれば、人に頼るのも立派な対応力ということ。

わかりやすい例で言えば「報連相の徹底」「マニュアルの作成、確認、共有」などがありますね。


対応力は、特に社員として多くのパートをまとめる立場につく現場では有効です。

そのような会社に転職を考える際はぜひアピールしてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は介護職からの転職で活かせる強みについてお伝えしてきました。

転職者の半分が異業種に転職する昨今ですが、不安に思う方も多いかと思います。

自分のことは、案外自分ではわからないもの。

自分の「強み」をより的確な言葉にしたいと思われる方は、第三者からのアドバイスも活用してみて下さい。

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この記事を書いた人

Ytakira Ytakira 介護福祉士/ライター

障害者福祉施設や高齢者施設、病院勤務などを経て現在はフリーランスのライターとして活動中。
求人広告やオウンドメディア記事など、転職や就職のジャンルを中心に手がけている。

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