助産師から一般職へ!助産師から一般職への転職の本音体験談

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助産師という仕事が好きになれない、助産師以外の仕事をして自分の可能を広げてみたい、助産師に疲れてしまった。

そんな理由から助産師から一般職への転職を考えている方もいますよね。

でも、助産師から一般職に本当に転職できるのだろうか、転職しても一般職としてやっていけるのだろうかという心配も付きまとうもの。

この記事では助産師から一般職への転職も経験した私が、助産師から一般職への本音の体験談をお話します。

目次

助産師から一般職への転職はどのような職があるの?

助産師から一般職への転職を検討した場合、どのような職種があるのか紹介します。

助産師の資格を生かすなら育児、ヘルスケア関連企業の開発職

助産師の資格や経験を活かしながら一般職へ転職するのなら、育児やヘルスケア関連企業の開発職があります。

具体的には以下のような職種となります。

  • 育児やウーマンヘルスケアアプリを開発するIT企業
  • 電子カルテを開発するソフトウェア企業
  • 哺乳瓶や育児用品、医療ケア児への在宅医療機器を開発する一般企業
  • 新薬の開発、治験に携わる治験コーディネーターや臨床開発モニター

助産師としての専門知識や、これまでの臨床経験を活かして活躍できる一般職となります。

助産師の知識を生かしてリラクゼーション業界

助産師から一般職への転職は、解剖生理学の知識を活かしてリラクゼーション業界もおすすめです。

リラクゼーション業界の職種には以下が挙げられます。

  • 整体師
  • セラピスト(アロマセラピスト、リンパセラピストなど)
  • エステティシャン
  • ヨガ、ピラティスインストラクター

助産師は清拭など人の体に触れる業務がたくさんあります。

そのため人の体に触れることに抵抗がないため、リラクゼーション業と親和性が高いとも言われています。

産後の骨盤調整など、妊婦さんや産後のママ向けの施術であれば、助産師の経験を活かすこともできます。

マタニティ&産後のヨガ・ピラティスインストラクターとして活躍する助産師も多いです。

助産師とは関係のない一般職も

助産師とはまったく関係のない一般職への転職もあります。

一般職の種類には以下のような職種があります。

  • 事務職
  • 営業職
  • 開発職
  • 販売員
  • 飲食業

一般職の面接では、ビジネスや企業への貢献を問われる質問が多めです。

医療職の面接とは異なる点も多いので、採用面接の前には対策をしておくと良いでしょう。

助産師という資格にこだわらず、自分のやりたい業種、職種にチャレンジするのも良いですよね。

助産師から一般職への転職のメリット

助産師から一般職へ転職するメリットを紹介します。

夜勤がないので体力的に楽

助産師から一般職へ転職する場合、夜勤がない職種を選ぶこともできます。

助産師として年齢やキャリアを重ねていくと、夜勤が体力的につらく感じる時期もやってきます。

一般職の場合、夜勤がない職種もたくさんあります。

夜勤がつらい人は、夜勤から解放される点は一般職への転職のメリットです。

土日、祝日休みでプライベートが充実

助産師から一般職に転職すると、土日祝日がお休みの職種・業種も選べます。

助産師でシフト制で勤務していると、なかなか友達と遊べない、家族みんなでお休みをゆっくり過ごせないことも多いですよね。

土日祝日がお休みの一般職を選ぶことで、プライベートを充実させることができます。

生命にかかわるプレッシャーから解放される

助産師は母子の命に係わるプレッシャーや責任の大きい仕事です。

一般職へ転職することで、命にかかわるプレッシャーからは解放されます。

自分の判断が母子の命を奪うかもというプレッシャーにさらされるというのは、自分が感じている以上に大きなストレスとなっていることもあります。

助産師以外の一般職であっても、仕事に対する責任の大きさは変わりません。

一般職に転職しても、自分の仕事は責任をもってやり遂げることは忘れずに。

助産師から一般職への転職のデメリット

助産師から一般職へのデメリットを紹介します。

ノルマがある場合がある

一般職に転職すると、ノルマが課せられる業種があります。

特に営業職にはノルマは多くみられます。

助産師はノルマのある業務はないので、人によってはノルマが非常にストレスとなる場合もあります。

とはいえ、ノルマはデメリットとは言い切れません。

ノルマを達成することでインセンティブが発生し、年収が大幅にアップすることもありますよ。

転職してみたら営業が向いていたという人もいます。

土日休みの事務職は競争倍率が高い

助産師から一般職に転職をする場合、競争倍率が高く、なかなか転職が決まらないケースもあるのがデメリット。

特に土日祝日がお休みの事務職は、倍率が高くなる傾向が見られます。

事務職はパソコンは一通り使えて当たり前。

高度なパソコンスキルや知識を身におくと採用確率が上がります。

一般職への転職をする際にはパソコンスクールに通うなどして、スキルアップさせておきましょう。

職種によっては転勤があることも

転職した一般職の職種によっては、転勤がある場合もあります。

今住んでいる場所や地元を離れたくない場合には転勤の有無を確認して転職しましょう。

土地に縛られず、全国に住んでみたいと思う人には転勤がある一般職はおすすめです。

やりがいを感じられない可能性もある

助産師から一般職に転職した際、やりがいを感じられない可能性もあります。

どんな仕事にもやりがいは必ずあるものです。

だけどそれが自分の望むやりがいではない場合、やりがいがない・やりがいを感じられないと不満に思うことも。

助産師は命に係わる仕事です。

それがストレスでもあるのですが、逆にやりがいだったのだと、一般職に転職してから気づくこともあります。

もし一般職に転職したあとにその点に気づいたとしても、そこから助産師に戻ることはできます。

一般職に転職したのに、また助産師に戻ることを失敗だなんて思わなくても大丈夫。

どんな経験・体験でも、その人のかけがえのない糧となるでしょう。

助産師から一般職に転職した本音の体験談

ここからは助産師から一般職に転職経験のある私や知人の体験談を紹介します。

助産師からフリーペーパーのポスティング・営業へ

私が助産師をやめて、最初に転職した一般職がフリーペーパーの編集部。

私の担当は、広告掲載をしている企業に広告掲載の継続をお願いする、既存顧客への営業とポスティングでした。

営業では「思ったような掲載効果はなかった」と冷たく断られることも珍しくありません。

正直、助産師の仕事をしていると感謝されることのほうが多かったので、営業先からのクレームや冷たい対応にはけっこう傷つきました。

ポスティングにも営業にもノルマがあり、私は毎月なんとかノルマを達成できるレベル。

自分は営業には向かないと感じ、半年で退職を決めました。

本当に少しずつ成績は伸びていたので、もったいないとも言われたのですが、ノルマの存在がストレスとなっていたこともあり、退職を選びました。

自分が営業に向いているのか、いないのか、やってみなければわかりません。

一般職に思い切って転職することで、自分の向き不向きを学ぶことができました。

助産師から整体師、セラピストへ

こちらも私の体験談です。

私は現在でも妊婦さんや産後のママ専門の整体師として仕事をしています。

助産師としての知識やスキルがそのまま生かせますし、助産師の資格を取得していることで他の整体師との区別化を図ることもできます。

一般職のイメージとは違う職種かもしれませんが、助産師のスキルを活かせるのでおすすめです。

サロン勤務で数年修行をしたあと、フリーランスとして独立する道もあります。

助産師からアパレル関係へ

こちらは私が病院で一緒に働いていた先輩助産師の体験談です。

昔から服が大好きで、助産師からアパレルの販売員の一般職へと転職した先輩がいました。

結論から言えば、その先輩は1年で一般職を辞め、また同じ病院に助産師として戻ってきたのです。

もともとおしゃれが好きで、転職したメーカーの服も大好きだったことから、非常に売り上げの良い販売員だったそうです。

服が売れてうれしい、お客様に似合うコーデを提案して喜んでもらえてうれしいと、やりがいは間違いなくあったそう。

しかしそのやりがいは、赤ちゃんを無事に取り上げたとき、お産を終えたママの笑顔を見たときのやりがいを、どうしても超えられなかった、と話していました。

その思いに気づいて、販売員の一般職から再び助産師に戻ることに決めたとのことでした。

助産師から飲食業へ転職、そして店長へ

私の友人の助産師の体験談です。

学生時代はずっと飲食業のホールでバイトをして楽しかったのだそう。

助産師として2年働いた後、プレッシャーの多い助産師の仕事に疲れて、飲食業に転職しました。

非常に明るい性格で声も大きく、とにかく元気、という印象だった彼女。

その性格で褥婦さんたちの一部からは「相談しても気にしすぎとしか言ってもらえない」「不安な気持ちをわかってもらえない」と不評もあり、師長から指摘されることも多く、本人も悩んでいました。

しかしその明るい性格は飲食業のホールでは非常にプラスに働きました。

バイトから正社員として採用され、さらにその後ホールマネージャーとなりました。

私も彼女の職場に会いに行きましたが、助産師時代とは違いイキイキと働いていて、転職してよかったんだなあと感じました。

その後は店長まで昇進したのですが、その後結婚し、妊娠。

妊婦で飲食業の店長は続けるのは難しく、退職しました。

彼女は今でも助産師には戻らず、子育てしながら昼間のみ飲食業でパートをしています。

面接に行くたび「助産師の国家資格があるのに、どうして病院で働かないのですか?」と聞かれるのが面倒!と話しています。

助産師から一般職に転職する助産師もたくさんいる

助産師から一般職への転職先や実際に助産師から一般職に転職した体験談を紹介しました。

正直、助産師から一般職への転職は思っていたのと違うと感じる点もあるかもしれません。

体験談で紹介したように、一般職へ転職したものの、やっぱり助産師が好きだと気づくパターンもあるかもしれません。

もちろん自分にとっては助産師以上に適職と思える職業に出会えることもあります。

何事も体験!やってみなければわからないこともたくさんあります。

もし助産師から一般職への転職を検討されている場合には、リジキャリを利用してくださいね。

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この記事を書いた人

川口晴美 川口晴美 助産師/ライター

1カ月の半分を開業助産師、半分はライターとして仕事をする助産師Wワーカー。
自身も病院で働くビジョンが見えないまま、病棟勤務をしていた経験あり。
リジキャリライターとして、病院以外の企業で働きたい、Wワーク・副業をしたい医療従事者の背中を押したいと考えている。

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